毎日の食事作りに欠かせないキッチン。効率的に料理ができるようにしておきたいけど、なんだか使い勝手がいまいちと感じていたりしませんか?実はそんな気持ちになった時がチャンス!キッチン収納を見直したい時に、おさえておきたい5つのポイントをお伝えします。
- 南 さやか
- 整理収納アドバイザー
アメリカ在住。10歳、8歳、2歳の子育て真っ最中アラフォーママです。国をまたぐ数々の引越しを経験し、海外でも、賃貸でも、子どもがいたって自分の理想の暮らしを追求したい!という想いで暮らしのコツを発信中。
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1. アクセス性を重視する
できるだけスムーズに毎日の食事作りをするために、まずは頻繁に使う調理器具や調味料を、もっと取り出しやすい場所に収納できないか?と考えてみて下さい。

なんとなくで収納した最初の場所のまま、ちょっと効率は悪いけどそのまま長年使っている、なんていうのはよくあるパターンです。あまり使わない調理器具が、一番取り出しやすい場所に置かれていて、良く使う調理器具が取り出しにくい場所にあるなんてことも。思い当たる節がある方は、まずはこれを機に収納場所を見直してみて下さい。
2. 収納方法を変える
「収納」と一言で言っても、その方法は一つではありません。

重ねる / 吊るす / 立てる / 浮かす / 仕切る
例えば、調理する時に欠かせないフライパンや鍋。重ねて収納していると、使いたい鍋をさっと手に取るのが難しい場合も。ブックスタンドやファイルボックスを使って「立てる収納」に変えると、取り出しやすく戻しやすい収納に。収納方法を変えてみるだけでもグッと効率が良くなると思います。
3. スペースを広げる
最後に使ったのがいつだか思い出せない調理器具や、新しいレシピに挑戦したくて買ったきり、全然使っていないスパイスなどはありませんか?

毎日使うキッチンだけど、不要なモノは意外と溢れています。料理のレパートリーが変われば、使う調味料や調理器具も変わってきますよね。「今」必要なモノだけに絞れば、スペースを広げることは可能です。スペースが広がれば料理がしやすくなり、ストレスも軽減されるので、ぜひ持っているモノを見直してみて下さいね。
4. 収納アイテムの見直し
今使っている収納ケースも、もし使い勝手が悪いと感じているなら、見直しのチャンスです。

先述した3つのポイントをやり終えた後で、今の収納にピッタリな収納ケースに買い替えてみると、キッチンの使い勝手が大きく変わると思います。ただし、収納ケースを揃えるのは他の3つのポイントをやり終えた最終段階がベスト!不要なモノを取り除いたり、適切な場所に移動させてから収納アイテムを揃えることで無駄買いを防止できます。
5. 見栄えも意識する
キッチンは一人暮らしの方を除けば、同居している人と共有する場所になると思います。それぞれが気持ちよく快適に使えるように、見た目もこだわってみてはいかがでしょうか?

難しく考えなくても大丈夫!ポイントは色、素材をできるだけ揃えてみることです。収納ケースを同じ色と形のタイプで揃えてみる、常温で保存する食材はかごに入れて見せる収納にするなど。たったこれだけでも、スッキリしてちょっとお洒落なキッチンになります。
いかがでしたか?この5つのポイントはキッチン以外でも応用できる考え方なので、使いづらさを感じている場所があったらやってみて下さいね。