この家に住んで今年で6年目になりますが、エマウォールを採用したのは家づくりで大満足してることの一つ。マグネットを使った収納アイテムなどを活用すれば、自分好みにいろいろと使い方をアレンジすることができます。実際に使ってみると、単にプリントを貼っておくだけではない魅力がたくさんありました。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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エマウォールってどんなもの?
タカラスタンダードといえば、ホーローを使ったがキッチンやお風呂が有名ですが、「エマウォール」はそのホーローを使用した内装用の壁パネルです。
表面がガラス質、中が金属という素材なので汚れがつきにくく落ちやすいのがホーローの特徴。ホワイトボードのように、マーカーで文字や絵をかいたり、マグネットを使うことができるんです。わが家も家族が集まるLDKの一角にエマウォールを採用しました。
家族の情報を一か所に集約
引っ越してすぐの頃から欠かさずに貼っているのがこのカレンダー。子どもの学校の行事や、仕事の休み、出かける予定など、夫婦や家族で共有しておきたい情報を集約しています。
ダイソーの 「ミニポケット(マグネット)」をペン立てのように横に貼り付けておけば、わざわざペンを取りに行く手間なくさっと予定を書き込めます。
見やすい場所で忘れ物防止
子どもたちが毎週小学校から持ち帰ってくる時間割表も、エマウォールに貼って管理。ランドセル置き場からも近いので、子どもたちは毎日これを見ながら翌日の荷物を準備しています。
低学年のうちは忘れ物がないか、子どもと一緒に時間割を確認することが多いので、親にとっても家事の合間にさっと見れるこの場所はすごく便利でした。
子どもの遊び場や家族の伝言板として
エマウォールは子どもたちの遊び場としても大活躍。ホワイトボードマーカーを使って絵を描いたり、マグネットのおもちゃ「マグビルド」を貼り付けたりして、自由に遊んでいます。
キッチンのすぐ側なので買いもののメモや、子どもへの伝言を書いておくこともあります。
よく使う小物は100均アイテムでマグネット収納
リップやハンドクリームなど使う頻度が高いモノは、すぐ使える場所に出しておきたいですよね。
わが家ではダイソーの「マルチポケット(バス用マグネット)」を使ってリップやネイルオイルを、セリアの「ラバーマグネットチューブホルダー」を使ってハンドクリームを壁に貼り付けています。定位置ができたことで、どこに置いたかな?と探す手間もなくなりました。
取り付け場所で工夫したこと
わが家でエマウォールを設置したのは、IHコンロ横にある壁の通路側。たくさんのプリントが張られていたり、子どものめちゃくちゃな絵が描かれていても、キッチンに立ったときや、ダイニング&リビングでくつろぐときには、視界に入ってこない場所なんです。もし便利さと、部屋の見た目や居心地、両方とも叶えたいなら、取り付ける場所もちょっと意識してみてくださいね。