お子さまのいるご家庭で悩みがちなのが、プリント類の整理収納。春から入学を控えている方はもちろん、進級の時期は配布されるプリントも増えますよね。
そこで今回は、家の中がプリントで溢れないために、わが家で取り入れているプリント管理術をご紹介します。プリント管理は仕組みづくりがとても大切。仕組みさえできると、整理収納はとても簡単に。参考にしてみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 整理する
プリント管理で大切なのは「ため込まない」こと。手元にプリントが届いたら、まずは不要なプリントとそうではないものに仕分けをしましょう。そして、明らかに不要なプリントは即手放します。(すぐに捨てるのに抵抗のある場合は、破棄ボックスを作り、一定期間保管しておくのもOKです)
次に、予定の記入を行います。幼稚園や小学校の行事の予定などは、スマホのカレンダーアプリに入力をして、さらにカレンダーにも記入しておきます。予定の管理は、デジタルでもアナログでももちろんOK。いつも予定を管理している場所へすぐに予定を追加しましょう。
カレンダーを使う場合は、「毎日目に入る場所」や「家族で共有できる場所」など、置き場所にも気をつけて。よく目に入る場所はどこなのか考えることで、予定漏れを防ぐことにもつながります。
さらに、すぐに提出できるものは、その場で記入や印鑑を押して、すぐに園バックやランドセルへ入れます。後回しにして保管をしてしまうと、ついつい提出を忘れてしまうこともあるためです。処理できるものは、仕分けたその場で提出できるように心がけるだけで、プリントが溜まることも、提出を忘れてしまうことも防ぐことができます。
2.収納する
わが家の息子が通う小学校では、毎週、時間割が変わります。そのため、一週間分の時間割はランドセル収納の近くにバインダーを使って貼り出しています。ポイントは、準備をするランドセル収納の近くに収納すること、子供の目線の高さに合わせることです。
また、個人懇談や行事などのプリントで短期間保管が必要な物は、ファイリングなどはせず、よく目にとまる場所に一時置き場を作っています。
場所は、身支度スペースの近くにある収納の扉裏。クリアファイルをマスキングテープで貼って、人別に収納しています。
冷蔵庫などに貼り出してしまうと見た目がごちゃごちゃしてしまうので、毎日開け閉めする扉の裏面に貼って、スッキリみせる一工夫。行事が終わったら破棄を忘れないように、中身が見えるクリアファイルに収納にするのもポイントです。
さらに、提出が終わった宿題のプリントや、返ってきたテストなどは、子どもが自分で管理をしています。不要なプリントは、ポイポイボックスと呼んでいる収納ボックスへ。使用している収納アイテムは、「無印良品 やわらかポリエチレンケース中」です。
置いている場所はランドセルのある身支度スペースの近く。投げ込みしやすいように、収納ボックスと上部の棚の間には、手が入る十分なスペースをとることを意識しています。たまったプリントは、学期末や、ボックスがいっぱいになったタイミングで、子供と一緒に、いるいらないの整理をして処分をしています。
3.保管する
保管が必要な大切なプリントはファイルボックスで管理しています。ファイルボックスの中は仕切りを使って「保管」「提出」などの分類に分けて収納をしています。保管プリントの中身の見直しは、学年が変わるとき。1年経った保管プリントの中でも、今後も必要なものだけクリアファイルへ移動しています。
いかがでしたか。今回はわが家のプリント整理の方法について方法をご紹介しました。大切なポイントは、まず「保管」「提出」「破棄」に分けて、混在させないことです。そのための仕組みを作ることで、プリント管理はとても楽になると思います。参考にしていただけるとうれしいです。
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整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto