突然ですが、お風呂の掃除道具ってどこに置いていますか?毎日使うものだから、すぐ手に取れる浴室内に置いておくのが使いやすさの面からは最適な収納場所。なんですが、身体を洗う道具とお風呂を掃除する道具を一緒に置いておくのもちょっとどうかな…、掃除用具を眺めながら身体を洗うのもなんか微妙だな…と思ってる方も実は結構いるのではないでしょうか。今回は、浴室内の掃除道具をすっきりさせるコツをご紹介します。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
Instagram: @keaconhome
1. 洗うのは身体?お風呂?アイテムごとに場所を分ける
一つ目のポイントは、「身体を洗うためのもの」と「お風呂を掃除するためのもの」で場所を少し変えてあげること。浴室用の洗剤や、洗剤が付いたブラシやスポンジなどは、できればあまり素肌で触りたくないものですよね。身体や髪を洗うとき一番使いやすい場所に、シャンプーやボディーソープ、身体洗い用のタオルなどを置いて、ちょっと離れた場所に掃除道具をまとめてみましょう。
2. 置き場所は見えづらい位置を選ぶ
わが家では、鏡に向かって座ったときに、背中側に来る壁に掃除道具をまとめています。身体を洗うときに、視界に入ってこないので気持ち的にもすごくスッキリ!目につきにくい死角を上手く活用することで、掃除道具を目にする回数自体を減らすことができるんです。
3. アイテムを活用して吊るす収納を
掃除用具は、床に置かずにできるだけ吊るして収納するのがおススメ!床に物がないリビングがスッキリと広く感じられるように、浴室も何もない床が多く見えている方が広く感じられます。また、お風呂の床はごみや汚れもたまりやすい場所。物を直置きしないことで、掃除がしやすく、きれいな状態を保ちやすくなります。
浴室用洗剤と柄付きスポンジを吊るしているアイテムは、MARNAのマグネットフック。金属のマグネットよりもサビの心配が少ないラバーマグネットのものを選んで使用しています。また、写真左のアイテムは、使用しないときにマグネットで壁に付けておくことができるAZUMAの浴室床洗いブラシ。
実際に掃除で使うときと、収納するときで、持ち手の形を変えて使用します。吊るすためのフックが無くても、持ち手についた磁石で壁にくっつけておけるというアイデア商品です。最近、吊るす収納やマグネットを利用した収納方法が人気で、お風呂でも使えるフックやタオルバー、磁石付きのお風呂グッズや掃除グッズなども店頭でよく見かけるようになりました。こういった便利なアイテムも、うまく生活に取り入れてみてくださいね。アイテムの色を統一するのも、スッキリみせるポイントです!
いかがだったでしょうか。実は私も、ずっと掃除道具の置き場所に悩んでた一人。今回お伝えした内容は最近わが家で試して「やって良かった!」と毎日感じているものでした。もし、身体を洗いながら掃除グッズを眺めることに違和感を感じているなら、今回の内容を一度試してみてくださいね。視界に入る景色だけじゃなく、お風呂タイムの満足度がきっとあがりますよ。
あわせて読みたい
WRITER – KEACON