こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。
春になり新生活を迎えた方もたくさんいらっしゃるかと思います。特に園生活から学校生活へ移ったお子さんのいるご家庭では、毎日たくさんのテストプリントを持ち帰ることに驚いたのではないでしょうか。今までは親宛てのプリントがメインだったところにワークやテストなども増えると、その収納にも見直しが必要です。テストプリントをスッキリ片付ける仕組みづくりを考る時、小学一年生にとって難易度の高い収納方法は負担になります。
親としても帰宅後の子どもとの衝突は避けたいし、ラクに片付く収納方法を見つけたいですよね。
そこで今回は、我が家で実践しているテストプリントの収納のポイントを5つご紹介します。
- すぎたともみ 整理収納アドバイザー
- 東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
stand.fm(音声配信) ゆるっと暮らしをととのえたい♪
INSTAGRAM @t_home117
1. 親宛てのプリントとテストプリントははっきり区別する
学校生活が初めての場合、園生活の延長で持ち帰ったプリントを全て親に渡すお子さんも多くいます。ですが親宛てのプリントとテストプリントの用途は全く違います。親宛てのプリントは親が読んだ後、親の判断で要不要に仕分けをし、必要なものはまた親が見返しやすいように収納しておく必要があります。一方でテストプリントは、親もチェックはするものの、その後の保管はお子さんのためのもの。子ども自身が自分で管理する意識づけをしましょう。
2. どのくらい保管するかを子どもと話す
毎日のワークやテストプリント、そもそも全てを取っておく必要はあるのでしょうか?まずはお子さんと一緒に「終わったプリントをどうするか、どうしたいか」を話し合ってみましょう。取っておくスペースが無い、または見返す予定が無いのであれば、すぐに処分するという選択肢もあります。また、お子さん自身が頑張った!と思えるテストや、見返すと自信が湧いてくるようなプリントだけを残す、というのもひとつの手。念のため全てを保管したいという方も、期限を決めて残しましょう。
3. ランドセル置き場の近くにスペースを確保する
持ち帰ったテストプリントの収納スペースは、ランドセルの近くが動線的にもベスト。テストプリントを見返す機会の無い場合も、持ち帰ってくるのは毎日のことなので、ラクに収納できるスペースを確保しましょう。ランドセルまわりの収納づくりの際は、使えるスペースや選択肢をお子さんに提示して、自分で選ばせるとスムーズです。
4. ポイポイ投げ込めるボックスを用意する
テストプリントの収納は、A4サイズが平置きできるボックスや引出しがおすすめ。紙製またはプラスチック製の、子どもでも扱いやすい軽い素材のものが適しています。我が家で使用しているのは100均で購入できるこちらのボックス。開け閉めしなくて済むように、フタは外しています。プリントの量は学校によっても差がありますが、我が家の息子の1年分のテストプリント、使い終わったノートや教科書は、このボックスにちょうど収まる容量でした。
5. 暮らしになじませる
収納作りが終わった後は、じっくり暮らしに馴染ませましょう。最初は親子で一緒に帰宅後の流れをつかむのが大切。使いながら収納のしにくさを感じた時も、親子で一緒に配置の見直しをしましょう。
ひとつおすすめなのが、ボックスに名前を付けること。我が家の場合「終わった箱(おわったばこ)」という名前を付けています。名前を付けておくと、声かけが断然しやすいのです。例えば「このプリントどうすればいい?」「使い終わったノートはどうする?」といった子どもからの問いかけに「終わった箱に入れて。」と指示が出せます。お子さんが自分で決めた名前の収納には、愛着や責任感も湧きます。また、帰宅後の流れを繰り返す事で、徐々に指示なしでも動けるようになります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あわせて読みたい
子どもの学用品収納については、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。
▶︎【まとめ記事】先輩小学生ママがおすすめする、学用品収納や環境づくり