小学校1年生と4年生のわが家の息子たち。毎日、朝はぎりぎりまで寝て、バタバタと小学校に出掛けていっています。そんなわが家のランドセル置き場は、ファミリークローゼットの中に。学校に持って行くランドセルや、教科書、ハンカチ、ティッシュなど、いろいろな荷物を一か所にまとめているおかげで、登校前の身支度がスムーズにできています。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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ファミリークローゼットに作った訳
ランドセル置き場があるのは、ファミリークローゼットの入口付近。LDKからは扉をあけてすぐの場所にあります。この場所にランドセル置き場を計画したのには、二つの理由が。
一つ目は、リビングをすっきりさせるため。小学生の学用品って、ランドセルのほかにも、持って帰ってきたしわくちゃのプリントや、キャラクターもののバッグ、よごれた上靴袋など、けっこうごちゃごちゃとたくさんあるんですよね。できればリビングで丸見えになるのは避けたくて、扉を閉めれば目につかない場所に収納場所を考えました。
二つ目の理由は、宿題や時間割、朝の身支度をスムーズに行うためです。子どもたちは毎日宿題をダイニングでやっています。荷物を出し入れするのにも、LDKに近いこの場所が便利。朝も食事が終わってすぐに準備ができるので、とても助かっています。
ランドセル・上靴袋・体操服袋
ランドセル置き場に使っている棚は、全体で幅約1,075㎜×奥行430㎜。棚板1枚が幅約500㎜×奥行425㎜になっています。左側が長男で、右側が次男のスペース。
ランドセルの上の棚には教科書や小物類、下の棚にはニトリのNインボックスを置いて、上靴袋や体操服袋、習い事のバックなどを入れています。
教科書・ノート
時間割がしやすいように、教科書やノートはランドセルのすぐそばに。教科書の整理にはセリアのA4ファイルスタンドを使っています。
教科書の横に置いている青と黒のファイルケースは、学習済みのプリント置き場です。小学生はテストやプリントなど、毎日たくさんの紙を持ち帰ってきます。こういったささいなモノにも置き場所を作っておけば、子どもでも自分で片づけてくれるので、部屋の散らかり防止につながります。
制帽・体温計・ペン
教科書・ノートの横には小物置き場があって、中には体温計やペン、制帽、キッズ携帯などが。検温表や連絡帳に、親が毎日サインや記入をしないといけないので、使う場所に予めセットして置いています。
ハンカチ・ティッシュ・マスク
忘れずに持って行きたいティッシュやハンカチ、マスクは、ランドセルの向かい側にある棚にスタンバイ。取り出しやすいように長男と次男それぞれケースを分けていて、各自でポケットに入れて出かけていきます。
使っている収納ケースは、セリアの「スライドボックスワイド」。わが家のあちこちで使っている、定番収納グッズです。
1週間の時間割表
子どもたちの学校では、翌週分の時間割表が毎週金曜日に配られるので、毎日の時間割りはのプリントを確認しながら行います。貼っているのはリビングにある、全面がマグネットになっているの壁。ランドセル置き場からもすぐ目の前の場所で、出かけるときに必ず通る場所なので、忘れ物防止につながっています。
マグネットが使える壁は、タカラホーローのエマウォールという商品。時間割表以外にも、カレンダーを貼ったり、ホワイトボード用のマーカーでメモを残したりと、家族の情報ステーションのようにして使っています。
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いかがだったでしょうか。一か所に集約することで、家じゅうウロウロせずに準備が終わるランドセル置き場。これから子どもさんが入学される家庭は、できるだけ1か所に荷物の置き場所を準備するのがポイント!これから家を建てる方は、ランドセルを置く棚や時間割表を貼ることができる場所など、具体的な家族の動きをイメージしながら間取りや収納を考えてみてくださいね。