入学準備で増えるたくさんのモノ。小学校生活で必要なものは、ランドセルや教科書だけでなく、自宅に置いておかなければならないモノも意外と多いです。
春休みのうちに、学用品の収納を見直そうと考えている方も多いはず。そこで今回は、学用品収納のポイントをご紹介します。大きな収納スペースがなくても、ちょっとした工夫で使いやすい収納を作ることはできますよ。参考にしてみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. ランドセル収納はハードルを低く
ランドセル収納といっても、棚の上に置く、フックに引っかける…など、その方法はさまざま。わが家では、長男が1年生になった当初、フックに掛けて収納するようにしていました。しかし、教科書など荷物が入ったランドセルはとても重たいので、フックにかけるという動作は子どもにとっては一苦労。その結果、片づけのハードルがあがってしまい、決めた場所に戻さなくなってしまいました。
そこで、収納方法を見直して置くだけの収納に。次の日の準備が終わると、床にあるカゴにランドセルをいれるだけです。モノを元の場所に戻すのが苦手な長男ですが、この方法であれば継続できています。
他にも、置くだけの収納は、棚の中や椅子の上など、おうちの収納スペースに合わせて考えることもできます。そのお子様に合ったランドセル収納の方法を探してみてください。
2. 大きな学用品用のスペース確保
鍵盤ハーモニカやリコーダー、絵具セットなど、小学校では、授業がない日に家で保管しておかなければならない学用品も多いです。これらは、比較的大きなスペースが必要になるため、あらかじめ学用品スペースに余白を作っておくと安心です。
スペースを開けることが難しい場合は、収納アイテムを使って保管する場所を決めるという方法も。ここで大切なのは、毎日使うモノと、たまに持っていかなければならないものを混在させないこと。頻度に分けて収納スペースを作っておくと、毎日の準備がスムーズになります。
3. 毎日の準備がしやすい動線
次の日の準備は、時間割を見ながら毎日行います。ランドセル収納、時間割の位置、教科書収納が全て近くにまとまっているか確認を。お部屋の中をうろうろしなくても一つの場所にまとめて収納するだけでも、準備が楽になります。
1年生のうちは、国語と算数がメインで、教科書は入れっぱなしのことがほとんどですが、学年が上がるにつれて家に置いておく教科書も出てきます。教科書の保管が必要になったときも、できるだけスムーズに出し入れができるような仕組みを作っておくのもおすすめです。
わが家の教科書収納には、立ち上がりのないタイプのファイルボックスを使用。少しでもスムーズに毎日の準備ができるような工夫をしています。
いかがでしたか。今回は小学生の学用品収納のポイントをご紹介しました。ちょっとした仕組みや収納を見直すだけでも、毎日の準備がスムーズに。学用品収納を見直すきっかけになると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto