子どもが学校から持ち帰ってくるたくさんのプリント類。学校から配布されたお知らせやお便りもあれば、その日に勉強したプリントもあって、油断するとすぐにたまっていきますよね。そのままにしておくと、提出が必要な書類が見当たらなかったり、大事なお知らせを見逃してた!なんてことにも。プリントの管理は、取り出してすぐに分けるのがポイント。今回は、わが家のプリント管理法をご紹介します。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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勉強に関するものは子どもが管理
子どもが学校から持ち帰ってきたプリントは、大きく2つの種類に分けられます。わが家ではお知らせやお便りは親に直接手渡しし、学習に関するプリントは子どもたちが自分で片づけるようにしています。
学校からのお知らせやお便り
各種お知らせ・学校だより・学年だより・クラスだより・給食の献立表など
⇒ 子どもたちが管理
勉強に関するもの
学習済みのプリント・テスト・時間割表など
⇒ 親が管理
POINT
プリント置き場を決めておく
このとき大事なのが、プリント置き場を予め親子で決めて準備しておくこと。「やりなさい!」って突然任せられても、子どもだってきっと困ってしまいますよね。どこに置いていいのかわからないと、結局その辺にポイっ‥と放り出してしまいます。
わが家では、持ち帰った学習プリントやテストは、ランドセル置き場に置いている100均のファイルケースに入れていくようにしています。毎日たくさんのプリントを持ち帰ってくるので、いつも学期の終わり頃にはケースがぱんぱんに。長期休みのタイミングで、中身を確認して、不要なものは処分するようにしています。
プリントの入れ物は、わが家のようなファイルケースに限らず、収納ボックスや段ボールの空き箱などなんでもOK。入れるのが面倒になるような収納方法だと、片づけること自体が嫌になってしまうので、「いれるだけ」「投げ込むだけ」のようにシンプルな収納方法にするのがポイントです。
お知らせやお便りは保存期間で
学校からのお知らせやお便りを子どもから受け取ったときは、保存する期間別に仕分けをしてから、それぞれの収納場所にしまうようにしています。
少しの間だけ保存したいもの
学校だより・学年だより・クラスだより・給食の献立表など
⇒ 見返せる場所に貼っておく
1年間保存したいもの
年間行事予定・重要度の高いお知らせ など
⇒ ファイルに綴じる
一か月の行事予定や、準備が必要な持ち物の連絡などが書いてある「学年だより」や、時々子どもと一緒に見返す給食の「こんだて表」などは、わが家ではLDKに貼って見えるかたちで保管。翌月分をもらってきたら、古いものを処分して入れ替えるようにしています。
また、1年間保管しておきたい大事なプリントは、兄弟それぞれのファイルに綴じて、ファミリークローゼットの棚に保管しています。
POINT
関係のないプリントは処分してOK
子どもが小学生になって感じているのが、内容を確認した後、すぐに処分できるプリントも結構あるということ。行くことのなさそうなイベントの案内や、兄弟で重複してもらってきたプリントなどなど。保管しておく必要があきらかにないものは、受け取った時点で即処分すると管理する手間も減らせます。
プリントがたまっちゃう。原因は?
「プリントがいつもたまっちゃう」という人は、そもそも置く場所がはっきり決まっていないのかも。場所さえ決まっておけば、ルーティン化されて考えずに片付けられるようになるので、そのあとも楽が続きます。置いておく場所、保管する場所を、是非一度考えてみてくださいね。