トイレの収納が足りなかったー!というのは、家づくりの後悔ポイントでけっこうよく聞くはなし。家族が毎日使う場所で、ときにはお客さんも使うことのあるトイレ。できることならスッキリ快適な空間にしておきたいですよね。今回は、注文住宅のトイレとしては一般的な1畳という広さだけど、手洗い・収納スペースをしっかりとることができた、わが家のトイレをご紹介します。ポイントは、「事前の収納計画」でした!
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
Instagram: @keaconhome
トイレにしまうものって、何がある?
アクセントクロスやお洒落な照明など、こだわりをつめこんで計画する方も多い注文住宅のトイレ。でも、収納場所が足りずにごちゃごちゃと物が置かれている、なんていうのはちょっともったいないですよね。
スッキリした状態を保つために欠かせないのが、しまうものに合わせた収納スペース。我が家の場合は、次のようなアイテムが。
- トイレットペーパー12ロール
- 消臭スプレー
- 生理用ナプキン
- サニタリーボックス
- ごみ袋
- 掃除用ウェットシート
- 掃除用洗剤
- 掃除用ブラシ柄・替ブラシ
トイレに置いておくものというと、まずはトイレットペーパーが思い浮かびますが、掃除グッズや生理用品など置いておきたいものって、実は結構あるんですよね。
それぞれの収納方法をご紹介
・トイレットペーパー
まずは、かさばるトイレットペーパー。わが家は一袋12ロールを、まとめて置ける収納が希望。そこで、トイレ頭上に棚を作り収納場所を確保しました。
棚板の高さは、床から180㎝。夫婦ともに身長が高い(167㎝と183㎝)ので、トイレットペーパーの出し入れは難なくできています。身長によっては、高い位置のトイレットペーパー置き場は使いにくいという方も。その場合は、高さを低く設定したり、他の場所での収納を検討してみてくださいね。
・サニタリー関連
生理用ナプキンやサニタリーボックスも、女性のいる家庭では置き場所を考えておきたいもの。わが家では、トイレ正面にある手洗い器の下がキャビネット式の収納になっていて、そこにサニタリーアイテムを収納しています。
生理用ナプキンは、パッケージの色柄を隠すために、以前セリアで購入したランチバッグの中に。トイレに座ったままで取り出せる位置なで、とても使いやすいです。
・掃除用具、消臭スプレー
掃除用具も、同じキャビネットの中に。右の扉を開くとサニタリーグッズ、左の扉をあけると掃除用具が取り出せるように、左の方に寄せて収納。生活感がでがちな、掃除用具を隠しておけるので、トイレのスッキリ保つのに一役かってくれています。
収納力アップの秘訣はドアの位置とタンクレス
わが家のトイレが収納がたっぷりにできたのは、トイレの正面に収納を作ることができたから。トイレ本体がタンクレスで、ドアを横側面に配置したのが成功の秘訣だったと思っています。
【まとめ】スッキリしたトイレをつくるには?
- まずはトイレに置いておくものを確認
- 置きたいものを全てしまえる場所を、間取りも含めて計画する
収納の先取りが、成功するトイレの秘訣!家づくり中の方は、アクセントクロスや照明と合わせて、収納のこともしっかり考えておいてくださいね。
WRITER-KEACON