使いたい食器がすぐに取り出せる、時短できる食器棚収納の3つのコツ

こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築9年の戸建て住宅で暮らしています。

暮らしの「食」の軸となる食器棚。

食器がギュウギュウに詰められていませんか?
実は、食器棚がきちんと整理整頓されているのとされていないのとでは、ごはんの支度にかかる時間がずいぶんと違うのです。

今回は、私が実践して家事の時短に成功した、食器棚収納の3つの秘訣をご紹介します。

使いたい食器がすぐに見つかり、取り出しやすいと、家族に手伝ってもらえるようになるという、うれしいお話ですので、ぜひ実践してみてくださいね。

⒈同じ食器を家族分揃える

まずは食器選び。食器は、なるべく洗いやすいシンプルなデザインのものを選びます。その方が食器洗いに時間がかからないことはもちろん、食器棚にお皿を積み重ねた時も、省スペースに収めることができるから。

不揃いな食器を積み重ねると、アンバランスで取り出しにくく、片付けにくい原因にもなってしまいますが、食器を同じものに揃えるだけで、作業がスムーズになり、統一感も出るんですよ。

わが家の食器棚に並ぶ食器は、どれもシンプルなものばかり。食材を盛った時の彩りを考えなくてもいいように、白を選ぶようにしています。

シンプルな白は、和洋中どれを取っても合わせやすく、盛り付けに迷わない。盛り付け簡単・すばやい・おいしそう!が叶うお皿を家族分揃えれば、忙しい日も負担になりません。

シリーズで入れ子になるものを選ぶというのも◎

大きさ違いの同じシリーズのお皿を選べば、子供用と大人用で使い分けたり、小鉢と大皿で使い分けたりと汎用姓が効き、収納スペースも取らず、使い勝手がいいのです。

⒉収納アイテムで区切って、誰が見ても分かりやすい収納に。

食器棚の中は、収納グッズを使って区分けすることで、それぞれの食器の定位置を決めます。戻す場所が決まっていれば、片付けは簡単!

誰が見ても分かりやすい仕組みを作っておけば、洗い終わった食器を片付ける時も、食事の支度をする時も、家族の協力を得ることができますよ。

○カトラリーケース

食器棚にもともとついている既存の仕切りは使わず、無印の整理ボックスを使って引き出し内をカスタマイズ。

分かりやすく仲間分けしておけば、みんなが使いやすい収納に。フォーク、スプーン、ナイフ、おはし…とアイテムごとに分けることがポイントです。

○コの字ラック

どの食器がどこにあるか一目瞭然で分かりやすくするために、コの字ラックで空間を仕切ります。

たくさんのお皿を積むと、どうしても下の方のお皿が取り出しにくく、上の方のお皿ばかり使ってしまう…ということがありませんか?

コの字ラックを使えば、2段に分けることができ、それぞれのお皿を取り出しやすく収納することができます。

吸い込まれるように片付けたくなる、魔法の収納アイテムです。

○滑り止めシート

引き出しを開ける度に、引き出し内の器が動いてしまわないように、滑り止めシートを敷くと便利。仕切りとは違った方法で食器に定位置をつくってあげられます。

片付けに迷いが生まれないこと、また、食器のズレ防止にも最適です。食器と食器棚どちらも傷がつきにくくするというメリットも。

⒊用途ごとに収納する

食器棚を区切ったら、今度はそこに用途別に食器を収納していきます。

例えば、晩ごはんに使う汁椀とお茶碗は同じ場所にセットしておけば、晩ごはんの支度に迷いませんし、お茶碗はかごに収納しておけば、炊飯器横にスムーズに移動できます。

朝ごはん用のプレートとパン皿も近くに。そうめん皿とそうめん小鉢も、近くに収納しておけば、取り出す時にスムーズですよね。

子供用の食器やカップは子供の背の高さに合わせた場所に収納してあげることで、小さな子供だって自分で食器が出せるようになりますよ。

子供にお手伝いしてもらいたいものほど、子供の身長に合わせて収納すると、家族で家事分担を楽しみなら進めていけるのです。

収納で時間短縮を図って、家事をラクにする。使い勝手のよい食器棚にするということが、台所作業をラクにする近道になりますので、ぜひ試してみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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