玄関の靴箱や靴を置く収納棚。大きさの差はあっても、どの家にも決まってある収納スペースではないでしょうか。玄関って出かけたり、帰宅するときに必ず通る場所なので、自然と家族のものが集まってきます。そんな家族の小物の整理に、実は靴箱がすごく便利なんです。今回は、築5年目一戸建てに住む、わが家の靴箱収納ご紹介。中に入っているのは、実は靴じゃないものばっかりです。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在４万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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玄関には靴箱とシューズクローゼット
こちらがわが家の玄関。ドアを開けて入ると、右手に靴箱、正面にシューズクローゼットがあります。シューズクローゼットに入って左側の壁には、天井まで可動棚がついていて家族の外靴は全てこちらに収納しています。なので、靴をしまうという目的での「靴箱」は、実はわが家には必要ありませんでした。
では、なぜわざわざ靴箱を作ったのかというと、靴以外の小物を入れておく場所が欲しかったから。実際、家づくり中に夫から「シューズクローゼットがあるから、靴箱はいらないんじゃない？」と言われたことがあったんですが、「棚の上にカギを置いたり、季節の飾りを置いたり、あと、こまごましたものを置いておくのに絶対いる！」というやり取りをして、靴箱を採用することになりました。実際住んでみると、この時の判断は大正解。今は、靴箱改め小物収納として、なくてはならない存在になっています。
「外に持って行くもの」と「玄関まわりで使うもの」
靴箱の扉を開けると、中にはスリッパや収納ケースが入っています。玄関って、靴のほかにも子供の外遊び用のおもちゃやボール、レジャーグッズ、雨傘、掃除用具など、自然と置きたいものが集まってくるんですよね。どれも外に持って行ったり、玄関まわりで使いたいもの。わが家はレジャーグッズなどサイズ大きなものはシューズクローゼットに、小さなものや重要度の高いものを、こちらの靴箱にというふうに分けて収納をしています。
実際、中には何が入ってる？
棚の中には来客用のスリッパと、3種類の大きさの収納ケースが入っています。スリッパ以外のものは、学校、庭しごと、雨の日など、使う場面ごとにアイテムを分けて、グルーピング収納。欲しいものがまとまっているので、必要なときにさっと手に取ることができます。
1. 来客用スリッパ
2. 不在時用の宅配ケース「OKIPPA(オキッパ）」
3. 小学校参観日用のスリッパ・名札
4. カッパ、折り畳み傘などレイングッズ
5. 庭の手入れグッズ
6.虫よけスプレー/靴手入れ用品/ボール空気入れ
7. 軍手/ライト
8. 自転車のカギ
使っているのはセリアのラッセバスケット
靴箱の中で使っている収納ケースは、セリアで買ったラッセバスケットシリーズ。写真左から、Ａ4スタンド/ワイド/A4という３つのサイズ。中に入れるものの取り出しやすさに合わせて、わが家ではサイズを使い分けています。
家の顔ともいわれる玄関。玄関収納を靴だけじゃなく、必要な小物類をしまう収納スペースとしても考えてあげると、見ためのスッキリと合わせて、使い勝手も同時にアップさせることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
WRITER – KEACON
