自分で片付けられる!子どものアウター収納の作り方

こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。寒くなってきたこの時期、子どものアウターがリビングのソファや玄関先に脱ぎっぱなしでお困りの方はいませんか?今回は、お子さまが「自分で片付けられる」アウター収納の作り方を3つのステップでご紹介。アウターを着るシーズンはまだまだ続きます。ぜひお早めに仕組みづくりを進めましょう。

  1. 納場所を決める
  2. 収納方法を決める
  3. 日々の声掛け
すぎたともみ 整理収納アドバイザー
東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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1. 収納場所を決める

まずはアウターの収納場所の配置を見直しましょう。今の時点で設定している収納場所と脱ぎっぱなしで転がっているアウターは距離が離れていませんか?その場合、お子さまが片付けてくれない理由は「アウターを脱ぐ位置と収納場所が遠いから」かもしれません。帰宅後のお子さまの動線を観察し、いつもアウターを脱ぐ位置の近くに収納場所を設けるのがベストです。また、「アウターを脱ぐ位置」は成長に応じて変化することもあるので、使いにくくなってきたら見直しをしましょう。

玄関

帰宅後すぐに玄関でアウターを脱ぐお子さまには、玄関に定位置を設けましょう。我が家では子どもが幼稚園に通っていた頃は玄関で脱ぐ習慣になっていたのでそのようにしていました。手袋や帽子なども、近くに配置すると分かりやすいです。

玄関につくるアウター収納

リビング

リビングにいつも上着が脱ぎっぱなしになっているお家は、リビングに収納スペースを作ってあげると片付けやすくなります。我が家の場合、子どもが小学校に上がると、背負っているランドセルを置いてから上着を脱ぐ流れになり、玄関では脱がなくなりました。アウターの収納場所は、ランドセルを下ろす場所、我が家の場合リビングの学用品収納の近くが定位置に。

リビングにつくるアウター収納

子ども部屋

玄関もリビングも通り過ぎ、自分の部屋についてから上着やカバンを下ろすお子さまには、子ども部屋に定位置の設定を。自室に直行する年齢になったお子さまは、自分の考えもお持ちの事と思います。親が全て決めるのではなく、お子さま自身に「どこが片付けやすいか」を聞き、やりやすい方法を取り入れましょう。

子供部屋に作るアウター収納

2. 収納方法を決める

アウターの収納方法といえば、大人の感覚で考えるとハンガーにかけるのが一般的。ですが子どもにとって、ハンガーにかける収納は難しい作業になってしまうことも。まずは子どもが「ひとりでできる」動作で片付けられる収納方法にしましょう。園生活を送っているお子さまは、園でのロッカーを真似てみるのもおすすめです。

ボックスに放り込む収納方法

ボックスにポイポイと投げ込むだけの収納は、小さなお子さまにもできます。ボックスはアウターが十分に収まるサイズ感のものを選びましょう。自然素材のカゴなどは引っ掛かりがおきないかチェックを。上着だけでなく、カバンや帽子などをセットで収めてもOKです。

ボックスを使ったアウター収納

フックに引っ掛ける収納方法

フックに引っ掛ける動作ができるお子さまには、ぶら下げる収納もおすすめです。ボックス収納よりも省スペースで済み、床置きしないので掃除もラク。こちらは下駄箱の扉に無印良品のフックを引っ掛けて作ったアウターの定位置です。帽子も同じフックで引っ掛けています。また、アウターを使わない夏場などはフックを外しておけばスッキリです。

無印良品のフックを使ったアウター収納
無印良品 ステンレス扉につけるフック

学用品や身支度グッズの収納の扉裏にフックを設置するのもおすすめ。剥がし跡が気になる方は、キレイに剥がせるタイプをお選び下さい。耐荷重の少ないフックでも上着くらいなら問題なく引っ掛けられます。

3. 日々の声掛け

日々の声掛けで片付け習慣をつくる

場所を決めて収納方法を決めたら、「声掛け」による習慣をつくりましょう。小さなお子さまにはもちろん、小中学生のお子さまにも忘れずに。習慣化できるまでは一緒にサポートしながら、一人でできた時は「できたね!」「ありがとう」、うまくいかない場合は一緒に解決策を見つけましょう。最初は面倒に感じて、自分が片付けた方が早い、なんて思いがちですが、ここでしっかり仕組みづくりをしておく方が、後々の自分を助けてくれます。そして、お子さまの自立につながります。

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