あれこれ決めることが多い家づくり。キッチン・お風呂・化粧台などの水回り関係は、特に気になる箇所ですよね。今回は、わが家の化粧台TOTOのエスクアLSシリーズの収納をご紹介!サイズ感や、収納の大きさなどなど、設備選びの参考にぜひ読んで欲しい内容です。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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まずは洗面台の詳細をチェック
わが家で使っている洗面化粧台は、TOTOのエスクアLSシリーズ。
- 間口=1,200㎜ 、奥行=550㎜、化粧台高さ=800㎜
- 扉の色:ミディアムウッド
- 鏡:木製三面鏡(ワイドLED照明)
間口を広めの1,200㎜にしたのには、二つの理由が。一つは、ホテルや商業施設にあるような洗面台にしたかったから。幅を広くすることで、実家にあるような“The洗面台”とはちょっと違う、落ち着いた雰囲気を出すことができました。
二つ目の理由は、朝の身支度時の混雑防止のため。化粧台と同じ1,200㎜の三面鏡があるので、一人は化粧、一人は洗面というように、二人一緒に洗面台を使うことが可能です。洗面ボウルが2つなくても、鏡が広ければ混雑の防止に十分役に立っていると感じています。
上下2段の引き出し収納「奥ひろし」
奥ひろ収納「奥ひろし」というちょっと癖になるキャッチコピーのとおり、洗面ボウルの下には奥まで広々と使える大容量の引き出し収納が付いています。
- 収納寸法‐上段 幅1,200㎜×奥行247㎜×高さ144㎜
- コンタクトレンズや化粧品、整髪料、箱ティッシュなど
化粧品や整髪料は、夫婦それぞれのかごに分けて収納しています。今は夫婦二人分だけですが、いずれ子どもたちが年頃になったら、かごの数が増えていくんだろうなと思っています。
- 収納寸法‐下段 幅1,200㎜×奥行327㎜×高さ276㎜
- ボディークリームや旅行用アメニティ、掃除道具など
わが家は化粧台の対面に収納棚があって、洗濯用洗剤やシャンプーなどのストックはほとんどその中に。なので、せっかくの奥ひろしを持て余してる状況ですが、引き出しは高さも奥行もしっかり使えるサイズ感なので、まとめ買いしたストックもたっぷり収納することが可能。メーカーのカタログでは、バケツもそのまま入ってましたよ。
収納力アップに欠かせない木製三面鏡
化粧台まわりの小物類の収納に、役立っているのがこの木製三面鏡。鏡の裏側が全て収納スペースになっています。
- 収納寸法‐左 幅370㎜×奥行91㎜×高さ706㎜
- アクセサリー、スキンケア・ヘアケアアイテムなど
- 収納寸法‐左 幅370㎜×奥行91㎜×高さ706㎜
- コンタクト液、眼鏡、うがい薬、歯ブラシ予備など家族共有のもの
- 収納寸法‐左 幅370㎜×奥行91㎜×高さ635㎜
- コンセント2か所
- ドライヤー
鏡裏の収納に置いておきたいものは、「手を洗うとき」や「お風呂に入るとき」、「歯磨きをするとき」に、一緒に使ったり、付け外しするようなもの。使う場所に、使うものの定位置を決めるのが、使いやすい収納をつくるポイントです。
【おまけ】ちょい置き出来るカウンターとセミウエットエリア
歯ブラシを置いているカウンターと、一段低くなっているセミウエットエリア。家族が毎日つかう歯ブラシやコップなどは、手に取りやすいところに出しておきたいもの。化粧台の種類によっては、水栓ボウルのみで、こういうちょい置き出来るスペースがないこともあるので、私としては化粧台選びの要チェックポイントだと思っています!
濡れたものを置くのに適したセミウエットエリアには、水が垂れるコップや、濡れた手で使うことの多いソープディスペンサーを置いて使っています。
いかがだったでしょうか。TOTOのエスクアLS。飽きの来ないデザインなのも選んだ理由のひとつですが、見た目だけでなく機能面もいうことなし。築5年目になりましたが、変わらず満足している化粧台です。
WRITER-KEACON