3月21日は春分の日。12星座のはじまり、牡羊座がスタートするこの日は、宇宙元旦とも言われています。なんと今年は一粒万倍日&天赦日が重なる2023年の中でも大吉日。普段はお日柄をあまり気にしない方にとっても、1月1日の新年と同様、身の回りを整えることで、これからはじまる1年に気持ちの良い影響を与えてくれそうです。
今回は春分の日を迎える前にやっておきたい暮らしまわりのアクションについてお伝えしますので最後までお付き合いくださいね。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
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小さな滞りを、手放す。
12月の年末に気持ちよく新年を迎えるために、不要なものを手放したり、家の中を掃除したりする方も多いですよね。それと同じように、春分の日を迎える前に気になっていた家の中のアレコレと向き合ってみましょう。
わが家では明らかに不要なものに加え、まだ使えるけれど・・・といったものたちを手放すタイミングにしています。
- 先が劣化してきて使うたびに気になっていたお箸
- 肌触りが硬くなってきたタオル類
- 念の為とっておいた処方薬の余り
等々、家の中の小さな滞りを手放すことで、気の流れもスムーズになっていきます。
古くなったタオル類(右)は、ダスターとして掃除に使って手放します。
より適した気候の、春掃除。
新年を迎える前に大掃除をする習慣があるように、春分の日を迎える前に春掃除をするのもやっておきたいアクションのひとつ。年末の大掃除で手をつけられなかった箇所や、大掃除から約3ヶ月半経ち再度汚れが溜まっている箇所などを掃除しておくのに良いタイミングです。暖かい日も多くなる頃なので、窓や外構などの家の外回り、水を使った掃除なども、年末の寒い時期より行いやすくなります。
3月21日には気持ちも空間もすっきり過ごせるよう、ものの整理も掃除も、3月に入ったら少しずつ進められるといいですね。
自然に沿った暮らしの見直し
宇宙元旦と聞くとなんだか壮大なイメージを持ちますが、これをしなくてはいけない!と特別視して無理に気負うより、暮らしの中の気になることを見直したり整えたりするきっかけとして捉えるのが個人的にはおすすめです。
4月から新生活をスタートする方にとって、このタイミングで暮らしを整えておくことは、後々の自分や家族にとってとても意味のあること。特に進学や転居などの予定がない方も、「もうすぐ宇宙のお正月だからお家をきれいにしようね。」等、子供にいつもと違う声かけをすることで、行動のきっかけになるかもしれません。
草木が芽吹き、いろんな生命が活発に動き始める春。私たち人間も、暮らしの流れをスムーズにしておくことで自然に沿った生き方ができるのかもしれませんね。