片付かない習慣は今年で手放そう!2023年やめてもいいかもリスト

もうすぐやってくる新しい年。新しい習慣を新年の目標として考える方も多いと思いますが、「新しい習慣をはじめる」のと同じくらい、「今ある習慣をやめる」というのも、現状を変える大きな行動です。この記事では、新年は家や暮らしを整えたい!という方へ、現在こんな習慣があれば手放してもいいかも?という4つの例をご紹介していきます。

岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
Instagram:@nozomi_kurashi
webサイト:日々柔-hibinew-

必要以上の洗い替え

まくらカバーやシーツ類などの洗い替えはいくつ持っていますか?家族の人数や地域の天候、洗濯の仕方によって適切な枚数は変わってくるので正解があるわけではありませんが、朝洗って夜までに乾くのであれば、洗い替えは持たないというのもひとつの選択。

パシーマシーツとまくら

洗い替えを持つということは、その分保管スペースが必要になり、1つのものを使い切るサイクルも長くなります。洗い替えを持たない場合、畳んで収納にしまうという家事の削減にも。必要以上の枚数を何となくで持っていないか、チェックしてみてくださいね。洗面所やキッチンのタオル類も、同様です。

〇〇専用

○○専用というものの持ち方は、ものが増える原因のひとつ。同じ用途のものでも「母専用」「娘専用」と人別だったり、食器を家族用と来客用に分けていたり。キッチンツールや洗剤類、服やカバンなども、専用が増えがちなアイテムですね。

ハサミ

もちろん専用の商品にはそれの良さもあります。すでに○○専用のものが家の中に多く見当たるようなら、新しい年を迎える前に「本当に専用のものを持つ必要があるのかどうか。」を一度見直してみましょう。新しくものを買う際にできるだけ多用途に使えるものを選ぶことも、ものの管理をラクにすることにつながります。

必要以上のストック

日用品や食品のストック。消耗品だからと安いときに買い込んで、収納場所に入りきらず、とりあえず空いている隙間に入れ、忘れてまた同じものを買ってしまう。そんな経験はありませんか?

せっけんストック

今のペースで使い切るまでに、どのくらいかかるか?いくつストックがあれば安心か?など、年末に家族で話し合うのも良いですね。家族にあった収納スペースや数を決めると、なんとなくで買い足すことが減り、管理がしやすくなります。

高値で売ることを目的としたフリマアプリ

リサイクルショップにまとめて売るよりも高値で売れることも多く、資源を無駄にしないという点でも、選択肢のひとつとして持っておきたいフリマアプリ。ただし、高値で売るということを第一の目的にしてしまうと、手間と期間がかかり、当初の「手放したい」という目的が置き去りになってしまうことも。もちろん、売りたいものが多ければ多いほど保管するスペースも必要になります。

手放し待合室に無印衣装ケース

手放したいもので収納スペースがあふれているような場合は、1ヶ月売れなければ寄付やリサイクルショップに持ち込む収納ケースひとつ分以上は持たないなど、自分に合った条件を考え、目的の優先順位をつけてみましょう。私はクローゼットにある小さめ衣装ケースのひとつを「手放し待合室」と名付けて、売れる前のものや寄付・リサイクルショップへ持って行く前のものを一時保管しています。

やりたいことをやるために、習慣をやめる。

いかがでしたでしょうか。ものにまつわる習慣は、自分や家族が管理に困っていないのなら、やめる必要はありませんが、習慣化しすぎて自分で困っていることに気づけていないということも往々にしてあります。新しい習慣をはじめるのと同様、やめることや変えることにもパワーがいりますよね。洗い替えや専用のものは、一度ものの一部を別の部屋にまとめる等、お試しで数を減らしてみるのがおすすめです。

コットンフラワー

今まで無意識にしていた習慣をやめることで、時間空間のゆとりが生まれます。新年の目標ややりたいことを足し算で考える前に、まずは今の自分から引き算できるものごとがないか、一年頑張ってきた自分への労いと共に振り返ってみてくださいね。

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