12月といえば大掃除。「またこの季節が来たか・・」と憂鬱な気分の方も多いのではないでしょうか。なにかと忙しいこの時期、なるべくスムーズに進められたら嬉しいですよね。
そこで今回は「大掃除をラクに済ませるコツ」というテーマでお話ししたいと思います。毎年頭を抱えている方必見の内容です。
- 川村亜貴子 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションに夫と、8才の娘、7才、1才の息子の5人で暮らしています。「ママの日常に1日1時間のゆとりを生み出すスーパーハピネス整理術」を主宰。「家族の幸せはママの笑顔から!」
ameba blog : スーパーハピネス整理術
1. 片付けから始めると掃除もスムーズ
「掃除だけでも大変なのに片付けなんて無理・・」と思うかもしれません。しかし、先に片付けをして不要なモノを減らしておくと、家の中がすっきりとして、掃除のしやすさが格段に上がります。
粗大ゴミは、早めに出しておくのがおすすめ
特にやってもらいたいのが、大型のモノ(粗大ゴミ)を手放すということ。家の中に、壊れたまま放置されている家電製品や、使わなくなった布団や子どものキックスクーターなどは眠っていませんか?
大型のモノを手放すことで、家の中がすっきりとし掃除がしやすくなります。大掃除の時期になると粗大ゴミも申し込みが増える傾向にあり、希望の日に回収を依頼できないことも。余裕を持って早めの申し込みをしましょう。
2. やること、やらないことを決めて心に余裕を
事前に大掃除チェックリストを作っておくことで、やり忘れを防げ、スケジュールが立てやすくなるので時間の節約につながります。
普段から気になっていたけど、できていない場所を中心にリストアップ
わざわざチェックリストを作るのが面倒という方はカレンダーに直接書き込んでしまうのもおすすめです。
何かと慌ただしい12月。大掃除といえど、家中全てをピカピカにするのは難しいですよね。そこでオススメしたいのが、「やらないことを決める」ということ。
例えば、
- 網戸は春になって暖かくなったら洗う
- お風呂場はプロに頼む
「あそこもやりたかったのにできなかった・・」と後悔して年を越すよりも、きっぱりとやらないことを決めてしまう。そうすることで、心にも時間にも余裕が生まれるのでぜひ試してみてくださいね。
3. 家族を巻き込む
ママだけが頑張るのでは大変ですよね。ぜひ家族を巻き込んで大掃除をしてみてください。高いところの掃除はパパにお任せする、簡単な拭き掃除を子どもにやってもらうなど、役割分担するのがおすすめです。大掃除を家族の「イベント」として捉え、協力しながら進めていきましょう。
子どもが掃除を手伝うことで、部屋がきれいになる気持ち良さを体感できれば、家を汚さないよう心がける、汚したら自分で掃除するといった行動のきっかけになるかもしれません。
ぜひ、家族を巻き込んで大掃除を進めてみてくださいね。
どのみち毎年やってくる大掃除なんだから楽しもう
日本には昔から「ハレとケ」という概念があり、暮らしにメリハリをつけてきました。
「ハレ」がお祭りや年中行事など非日常で「ケ」は日常のこと。
つまり「ケ」が普段の掃除だとすると「ハレ」にあたるのが大掃除。
来年も、そのまた来年もやってくる大掃除。せっかくなら、お祭りのようなものと捉え、楽しんでみてはいかがでしょうか。