こんにちは。整理収納アドバイザーのすぎたともみです。もうすぐ引越しシーズン、引越しが決まると、部屋探しや転居の手続きなど、一気に忙しくなりますよね。今回は、荷造りや梱包をする際のポイントを5つご紹介します。
- すぎたともみ 整理収納アドバイザー
- 東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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箱詰めは「モノ別」ではなく「部屋別」にする

箱詰めする時は「モノ別」ではなく「場所別」に梱包していくのがコツ。引越し屋さんが運び入れる時もスムーズです。箱に行き先を書くのが面倒な時は、リビングは「L」、キッチンは「K」というように、アルファベットを決めておくとラク。その為には予め新居の間取りを見て、モノの定位置決めを済ませましょう。
オフシーズンのモノから箱詰めを始める

引越しの直前に家全体のモノを詰めるというのは、体力的にも時間的にも重労働です。スケジュールには余裕を持って、オフシーズンのモノから早め早めに荷造りを進めましょう。箱に詰めていく時は、これからも使う予定のあるモノだけ。不用品まで持ち込まないようにしましょう。
<先に箱詰めできるもの>
・オフシーズンの衣類
・レジャー用品(水着やプール、スノーウェア、キャンプ用品など)
・季節飾り(ひな人形、五月人形、クリスマスツリーなど)
・思い出の品
・旅行用品
・防災用品(持ち出し用リュック以外)
引越し初日に「すぐ使うボックス」を作る

引越し当日に使うモノはまとめておきましょう。「すぐ使う」と書いた箱を用意しても良いですし、旅行バッグにまとめても。荷物の開梱に使うハサミなどの文房具、洗面用品やスキンケア用品、ティッシュやトイレットペーパー、ゴミ袋、スマホの充電器、薬、1泊分のパジャマ、下着、翌日に着る洋服、目覚まし時計など。
手放すかどうか迷うものは分けておく

処分するか持って行くか迷っているものを「とりあえず持っていこう」はやめましょう。引越しはモノを減らす大きなチャンスです。更に、荷物が多いほど荷造りの作業時間や労力、引越し費用もかさみます。手放すかどうか迷うものは「保留」と書いた段ボールに入れていき、引っ越し前に判断を。
手放すと決めたものは1カ所に集める

今の家で処分するモノは、今使っているモノや引越し先に持って行くモノと混ぜないようにしましょう。混ぜてしまうと引越し先に持っていく物量が分かりにくくなり、新居での収納計画がうまくいきません。処分予定のモノは、一角に専用のエリアを作るのがおすすめ。玄関の近くの位置にしておくと捨てる時にラクです。
引越しは「自分らしい部屋づくり」の絶好のタイミング

いかがでしたでしょうか。引越しは新しい場所で自分らしい部屋作りをする絶好のチャンスです。不要なモノはスッキリと手放して、身軽なスタートを!