引越しや間取り作り、大型家具家電以外で最初に決めておきたい〇〇家電の置き場所

こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。新しい家へのお引越しや、間取りづくりの際、皆さんは家具や家電のレイアウトをどのように考えますか?おそらく、ソファ、ダイニングセット、ベッド、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどは、間取り図に予め提案として記載してあるケースが多く、それを見て部屋のイメージを膨らませる方も多いことかと思います。確かに、大きな家具や大型家電は、部屋の寸法や電気経路との兼ね合いがあり、真っ先にレイアウトを決める必要がありますが、実際に住み始めてみると、それ以外のアイテムの配置に悩まれる方も多いのが現状。定位置が定まっていないアイテムは、なんとなく雑然と見えてしまい、インテリアを損ねる他、使い勝手も左右します。

今回は、間取り図に記載されることのないアイテムの定位置について、配慮が必要なポイントをご紹介します。大きな家具家電に加えて、もう一段階具体的な配置をイメージして、新生活をスムーズに始めましょう。

掃除家電

掃除家電は日常的な使用頻度も高く、その置き場所は掃除の頻度や家事の手間にも影響します。手の届きやすい定位置を決めることで、無理なく習慣的なお掃除につなげましょう。

スティッククリーナー等、掃除機の収納場所

自立できる掃除機の場合、リビングダイニングや廊下近くに定位置を決めるとすっきり。使いたい時にサッと出し入れができます。存在感が気になる方は、収納内や死角になるスペースに収めましょう。充電式のスティッククリーナーはコンセントの位置が近くにあると便利です。

ルンバ等、お掃除ロボットのホームベース

ロボット掃除機をお持ちの方には、ホームベースの配置も重要になります。リビングやダイニングスペースに設置することで、家族が集まるスペースをいつも清潔に保てます。

▷ホームベースの配置についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

ルンバなどのお掃除ロボットどこに置く?設置場所アイデアご紹介

空調家電

空調家電は、季節によって使用頻度が変わる機器もありますが、床置きのアイテムも多いので、予めコンセント位置の近くに定位置を決めておきましょう。

寝室の空気清浄機

アレルギーをお持ちの方や、小さなお子さまのいるご家庭で活躍する空気清浄機は、リビングや寝室に設置されるケースがほとんど。一年中使用される機器なので、固定の定位置を決めておきたいところです。

加湿器などの空調家電

その他、扇風機、加湿器、除湿器、置き型の暖房器具なども、季節に応じて出し入れが生じますが、予めコンセント位置を確認してレイアウトを決めておくと安心です。また、空調効率を高め、換気や洗濯物の部屋干しをアシストしてくれるサーキュレーターは、エアコンや部屋干しスペースとの位置関係を考慮して設置を。

充電スペース

電動自転車用バッテリーの充電スペース

スマホやタブレットなどのモバイルツール、その他バッテリーなどの充電スペースも日常的にアクセスの良い配置にしましょう。例えば電動自転車のバッテリーなども、忙しい送迎ママには使用頻度の高いアイテム。玄関まわりに充電スペースを設置できると動線がラクになります。

キッチン家電

キッチン家電

キッチン家電と言えば、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器。それ以外にも、トースターやホームベーカリー、ソーダストリーム、ジューサー、フードプロセッサー、フライヤー等々、続々と新しい調理家電が登場します。後から便利家電を取り入れる時も、先に置き場所の確保を忘れずに。

ウォーターサーバー

中でも設置場所に悩まれる方が多いのが、ウォーターサーバー。サイズも大きく、コンセントも必要なので配置できるスペースが限定されがち。作業動線も考えるとキッチンやダイニングまわりに配置したいところ。また、水のストックのスペースも近くに取れるとベストです。

家電以外にも

家電以外にも、先に定位置を決めておきたいアイテムはあります。

ベットのケージスペース

例えばペットのケージ。ペットの種類によって、エアコンの風が苦手だったり、音に敏感だったり、気を配ってあげたいポイントは様々です。エアコンの風やテレビなどのスピーカーとの位置関係、そして家族の気配が感じられる配置、お世話のしやすい動線も考慮したいポイントです。他には、ピアノなどの楽器も配慮が必要なアイテムです。直射日光やエアコンの風、湿気を避けて設置をしましょう。

大きな家具や家電以外にも、先に決めたいアイテムは意外と多い

いかがでしたでしょうか?こうして見ると、大きな家具や家電以外にも、設置場所に配慮が必要なアイテムはたくさんあります。こういったアイテムの定位置は、予め間取り図を見ながらシュミレーションをしておくと安心ですが、量が増えれば増えるほど、定位置の設定は難しくなります。日頃から生活に必要なモノ、使用頻度の高いモノをよく見極め、優先順位を考えながらモノの取捨選択を心がけましょう。

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