こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロの 岸上 のぞみ です。
3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人で暮らしています。
「素敵だな。」とイメージする空間に欠かせない観葉植物。「枯らしてしまう。」「小さい子どもがいるから。」と様々な理由から「チャレンジしてみたいけど・・・」と躊躇している方も多いのではないのでしょうか。今回はそんなあなたへ「植物のある暮らし」の魅力をお伝えしていきます。
「枯らしてしまう。」でチャレンジしないのはもったいない!
「枯らしてしまう。」という理由で植物を迎え入れることに抵抗を感じている方も多いと思います。わたしも決して植物の扱いが上手なわけではなく、現在もトライアンドエラーを繰り返している途中。もちろん何度か枯れてしまった経験もあります。それでも「植物のある暮らし」は、たくさんの癒しや気づきをもたらしてくれます。
初心者さんは、ゴムの木やサボテン類などの育てやすい植物からはじめてみるのがおすすめです。
ドライフラワーやフェイクグリーン(造花)などの選択肢もありますが、「自分が本当に一緒に暮らしたいのは、ドライフラワー?造花?それとも本物の植物?」とまずは自分自身に質問してみてくださいね。
小さい子どもがいても大丈夫!吊るす「ハンギング」がおすすめ
小さい子どもがいて、なかなか手の届くところには置けない。という方には、吊るすハンギングタイプがおすすめです。床に置いていないことで掃除もしやすく、目線の高さにグリーンがくるので、おしゃれな雰囲気になります。
わが家は照明用のダクトレールに専用のフックをつけて、マクラメというアイテムを使って吊るしています。日当たりがよくない場所なので、耐陰性のあるコウモリランを選び、時々日当たりの良い場所に移動してあげます。
土不要!手軽な「エアプランツ」と「枝もの」
家の中に土ものを置くことに抵抗がある方に断然おすすめなのがエアプランツと枝もの。
エアプランツは最近よく見かけるようになりましたが、土や花瓶が必要ないので、移動が簡単でインテリア性も高いです。
枝ものは切り花を活けるときのように色や配置のバランスが難しくないので、がさっとフラワーベースに入れるだけでインテリアとしての存在感は抜群。家にいながら季節感をたのしめます。そして切り花より長持ちしてくれるのも魅力的。
初夏の代表的な枝ものはやっぱりドウダンツツジ。部屋が一気に爽やかな空気になります。
秋から冬にかけては、実が可愛いノイバラや、最近ショップなどでもよく見かけるパンパスグラスなどもおしゃれですよね。
雑貨や家具と一緒に。1箇所に集めて。飾り方をたのしむ方法。
植物は一つ飾るだけでも充分素敵ですが、空間との調和が感じられると、よりインテリアがたのしくなってきます。
棚に植物だけを飾っても素敵ですが・・・
インテリア雑貨との相性は◎
ソファなど家具のそばに置いても、よく合います。
同じ空間に複数の植物を集めると、より魅了的な空間に。日当たりや風通しを考慮しながら、ぜひ色々な配置をたのしんでみてください。
植物と一緒に暮らすということ。
新しい葉が芽吹こうとしていたり、冬に葉が落ちた植物が春にまたたくさん葉をつけてくれたり。その時その時の「今」という瞬間を、ただ静かに素直に生きている姿は、人の心を豊かにしてくれる力があります。
あなたが「こうありたい」と思い描く姿のそばに植物があるなら、ぜひおうちに迎え入れてみてくださいね。