家づくりでも関心の高いキッチン選び。TOTO、LIXIL、パナソニック、タカラスタンダード、ノーリツ、トーヨーキッチン、キッチンハウスなどなど。選択肢が多いし、どの製品も魅力的なので、どれにしようか悩んでしまいますよね。見た目のデザインだけじゃなくて、収納の使いやすさも、気になるポイントの一つ。今回は、わが家で使っている「ウッドワン su:iji(スイージー)」の収納を大公開。9つの引き出し全部をお見せします。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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一目ぼれで決めたキッチンは、
5年経った今もお気に入り
わが家が使っているのはウッドワンのsu:iji(スイージー)セレクトパック。扉に本物の木の板が使われているところに一目ぼれして、このキッチンを選びました。5年目になりますが、今も変わらずお気に入りです。
- サイズ:幅2,550cm×奥行650cm
- ワークトップ高さ:850㎜
気になる収納スペースはというと、スパイスなどを入れる小さな引き出しからホットプレートが入る大きな引き出しまで、さまざまな大きさの引き出し合計9つが備え付けられています。
数が多いので、どこに何を置いたらいいのかな?と入居当初は悩みましたが、「コンロ」「シンク」「作業台」の前に立った時に、「さっと手に取りたいものを使いやすい位置の引き出しに」という視点で試行錯誤してきた結果、現在のかたちに落ち着いてきました。
スパイス収納
コンロ横にある引き出しは、スパイスの収納として利用中。奥行きが深すぎて、容器が中で倒れるのが小さな悩みだったんですが、100均で購入した「ドアポケット用仕切り」を取り付けてからは、倒れることもなくなり、ストレスを一つ減らせました。
鍋・フライパン・キッチンツール1軍収納
料理をするときにすぐ取り出したい鍋やフライパン、キッチンツールは、コンロ近くの特等席に。取り出しやすさを優先して、それぞれよく使う1軍のアイテムだけを選んで収納しています。フライパンや鍋の整理に使っているのは、山崎実業の「シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド」。立てて収納することで、片手でもスムーズに出し入れができるようになりました。
鍋・フライパン・キッチンツール2軍収納
先ほどの1軍収納の足元にある引き出しには、2軍がスタンバイ。小さく見える割に、意外と高さがあるものが収納できるので、パスタをゆでるときに使う大きな鍋ややかんも余裕で入っています。
調味料収納
油や調味料のボトルは、一番高さのあるこの引き出しに。料理をするときに使いたい、基本的な調味料が全てここに揃っています。コンロの前に立った時に、さっと開けれる位置なのも使いやすさのポイントです。
各種トレイ収納
食洗機の下には、トレイを収納。「ニトリの滑りにくい木製トレー」をランチョンマット変わりにま位置に使っているので、配膳や片づけのときに出し入れしやすいこの場所を定位置に決めました。
保存容器・掃除アイテム収納
シンクしたの引き出しには、タッパーやビニール袋のほかに、シンク周りで使うごみネット、食洗機用洗剤、ダスター、スポンジの予備などを収納。大きな引き出しなので、ニトリのファイルボックスでスペースを区切って使っています。
ガスコンロ・ホットプレート収納
シンクの足元にある引き出しには、横幅約60㎝の大きなホットプレートや卓上のガスコンロを。見た目よりも高さがあるので、予備のガス缶も一緒に立ててしまえます。
おまけ 食洗機
食洗機はリンナイの浅型タイプ。毎日使っていてすごく助かっていますが、4人分いれるにはもうちょっと大きいものでもよかったかな?というのが、正直な感想です。
見た目に一目ぼれして選んだウッドワンのスイージー。実際使ってみると収納面でも大満足できるキッチンでした。家づくり中のみなさんの、キッチン選びや収納計画の参考してもらえると嬉しいです。
WRITER – KEACON