引っ越し時に覚えておくと便利な5つのポイント

卒業、進級、就職シーズンですね。新生活に向けて、住まいを変える方も多くいらっしゃる時期だと思います。今回はこれまで国内外12回の引っ越しを経験してきた私が、引っ越しを楽に乗りきるためのポイントを厳選して5つお伝えします。

南 さやか
整理収納アドバイザー
アメリカ在住。10歳、8歳、2歳の子育て真っ最中アラフォーママです。国をまたぐ数々の引越しを経験し、海外でも、賃貸でも、子どもがいたって自分の理想の暮らしを追求したい!という想いで暮らしのコツを発信中。
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南さやかプロフィール

1. 荷物は「場所別」に箱に詰める

まずは荷物を詰める順序から。「さぁ、詰めていくぞ!」と、手元にある荷物を次々と段ボールに詰めていくのはNG。移り住む新居の間取り図を参考に「モノ別」ではなく「場所別」に梱包していくのをオススメします。「部屋別」に梱包したい理由は、到着後に箱を開けてしまうまでの作業が楽に行えるからです。

例えば、洋服。ひとつの段ボールに、大人の服も子どもの服もまとめて入れてしまうと、夫婦の寝室と子ども部屋にそれぞれしまいたいとき、箱から出してまた仕分けするという二度手間が生じてしまいます。新居での収納を引っ越し前に想定しておいて、「場所別」に荷物を詰めておけば、箱を開けてその場でしまうことができるので荷ほどき作業がスムーズに終えられます。

2. 段ボールには運ぶ場所を記入する

荷物を「場所別」に梱包した後は、寝室クローゼット、キッチン、子ども部屋など、運んで欲しい場所の名前を段ボールに大きく記入して下さい。そうすることで、引っ越し業者さんも運び先を一目で把握でき、ひとつひとつ指示することなくその場所まで運んでくれます。

引っ越しの時は荷物を運ぶだけでなく、前の家で立ち合いチェックや公共料金の解約、新居の手続きなど、やるべきことがとにかくいっぱい!自分の負担を減らすためにも「場所別」に詰めて、段ボールの最低でも2面に運ぶ場所を記入しておいて下さいね。

3. 見直しのチャンス!2年使ってなかったモノは手放す

引っ越しは絶好のモノを減らすチャンスです。これを機に不要なモノを手放してスッキリした新生活をスタートさせましょう!

例えば次のようなモノが出てきたら、新居で本当に必要かな?と自分に問いかけて手放すかどうか判断してみて下さい。

✔︎ 2年間着なかった服、長時間歩けない靴、使っていない鞄
✔︎ 新しい部屋には合わない、多すぎるインテリア小物
✔︎ 何かに使えるかも、と置いていた大量の紙袋、新聞紙、空き瓶

今の暮らしに合わないものをわざわざ箱に詰めて、新居に持って行くのは作業の時間もスペースももったいないですよね。

4. 梱包を自分でるメリット

最近は、「引っ越し丸ごとサービス」のような、梱包から開包まで、引っ越し業者さんが全てやってくれるプランもありますが、自分で梱包すると次のようなメリットが

✔︎ 不要なモノを見つけられ、手放すことができる
✔︎ 引越しコストを大幅に減らせる
✔︎ どのダンボールに何が入っているのか把握できる
✔︎ 新居で開封されたけど、どこに何があるか分からず探す時間がかかる

梱包をしてもらえるのは、忙しい方には便利でありがたいサービスですが、自分で梱包した方が実はメリットが大きいと感じています。

5. 新居では1日でも早く段ボールから出す

使用頻度が少ないモノが入った段ボール。開けないままクローゼットにとりあえず置いて、気が付けば何ヶ月も…。そんな経験に覚えがある方もいらっしゃるのでは?

引越し時に使う段ボールは、持ち運びがしやすいサイズで、衝撃を防ぐために強度もあるので、収納ケースとして意外と便利なのですが、中に何が入っているか分からない謎の段ボールに新居の貴重なスペースを使われては勿体ない!引っ越しをした後は、1日でも早く荷物を取り出して、ダンボールをなくすことを心掛けて下さいね。

いかがでしたか?引越し時の負担を減らし、みなさんの新生活をスッキリ迎えられるヒントになれば幸いです。

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