乾きにくい冬場の洗濯物。わが家では洗面脱衣室を活用したランドリールームに、除湿器を置いて室内干しをしているのですが、室温が低くなる冬場はなかなか乾いてくれないのが悩み。さらに、2023年に入ってからは電気代が大幅に値上がりして家計に大打撃!これまで時々使っていた浴室乾燥機も気軽には使いづらくなって、最近はリビングに洗濯物を干すようになりました。
そんなわが家で、この冬大活躍しているのがセリアのステンレスかもいハンガー!室内用物干しを置くスペースがない、プラスチック製のかもいハンガーは見た面がちょっと…という方に、おすすめしたいアイテムです。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
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そもそも、かもいハンガーって?
かもい(鴨居)とは、引き戸やふすま、障子などを滑らせるための溝がついた横木で、建具の上部に取り付けられているものです。ちなみに、かもいと対になる下の部分は、しきい(敷居)と呼ばれます。こちらの方は、聞き馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
かもいハンガーは、かもいをはさむようにして取り付け、衣類を干すスペースを作り出してくれるアイテム。そのままではバランスを崩して落ちやすいピンチハンガーや、形状的に掛けづらいプラスチック製の10連ハンガーなども、かもいに干すことができるようになります。室内用の折りたたみ物干しを置かずに、手軽に室内干しスペースを作れるとても便利なアイテムです。
つくりも見た目もシンプル
わが家で使っているのは、セリアで購入したステンレスかもいハンガーです。下の丸い部分がバネになっているので、手で開いてかもいに挟むだけというシンプルなつくり。4kgまでの洗濯物を、穴の部分にかけて干すことができます。引っ掛ける部分には、壁を傷つけるのを防ぐクッションも付いています。
かもいハンガーというと、プラスチック製で見た目があまりお洒落じゃないものや、金属製でねじで固定して使うタイプのものが多いなか、これは取り付けや取り外しも簡単で見た目もスッキリ。室内干しをするとどうしても部屋がごちゃごちゃした印象になってしまいますが、デザインがシンプルなので、ごちゃつきを少し和らげてくれていると実際使ってみて感じています。
シンプルだけど、過不足なくちょうどいかもいハンガーです。
Seria ステンレスかもいハンガー
サイズ:約19.5×14.5cm
材 質:ステンレス
耐荷重量:約4kg
室内干しにして、乾き具合は?
これまでは、ランドリールームに寝る前に干して、翌日の夕方やっと乾いていた洗濯物。リビングに干すようになってからは、朝8時の時点で8~9割乾いている印象です。夜中エアコンはつけていませんが、ある程度部屋が暖まっていること、サーキュレーターで風を当てていることが、早く乾くようになった理由だと思っています。これまで、電気代はかかっても早く乾かしたいという理由で浴室乾燥を使うことがあったんですが、リビング干しでこんなに早く乾くとは驚きでした。
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室内干しが手軽にできて、電気代も節約することができたセリアのステンレスかもいハンガー。室内干しスペースに悩んでいたという方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
デザインは異なりますが、ステンレス製のかもいハンガーはダイソーでも販売されているようです。
(2023.1時点)