夏になると訪れる台風。台風は、停電や浸水などの被害が起こる可能性がありますが、地震などとは違って予測が立てられる災害でもあります。事前に準備ができるのであれば、備えておくと安心ですよね。
わが家はワンオペ育児なので大人一人で子供たちを守らなければなりません。そんなときに少しでも安心できるように、できる限りの備えをしています。災害への備えは、完璧を目指さなくても、何か一つでも取り入れられたら大丈夫です。一つでも参考になるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
Instagram: @nagisaworks
YouTube: シンプルに暮らしを楽しむ
明かりを確保する
台風のときに最も心配なのが「停電」です。特に夜の停電は子供たちも不安になってしまうため、灯りの確保は必須。
そのため、懐中電灯だけではなく、ランタンやソーラーで充電できるアイテムなどさまざまなアイテムを揃えています。
こちらのイケアのアイテムは、電池式で、押すと光るタイプのライト。好きなところに貼ることができる優れものです。停電が起こった時に、お手洗いや洗面所、廊下など、少し明かりが欲しい場所に取り付けることができます。
「Carry The Sun(キャリーザサン)」は太陽の光で充電することができるランタン。電池がなくても使えるアイテムは、いざというときに安心をプラスしてくれます。
また、コンパクトに収納することもできるため、通常のランタンに比べて収納場所にも困りません。防水なので、お風呂など水気のある場所で使えるのも嬉しいポイントです。
水はビニール袋に貯める
台風による停電が発生すると、水道の供給も一時的に停止する可能性があります。飲み水とは別に生活に必要な水は事前に貯めておくと安心です。
ただ、小さなお子様がいる家庭ではお風呂にお水を貯めておくことに抵抗を感じるのではないでしょうか。私もその一人で、一瞬でも目を離してしまうと水の事故につながってしまうのではないかと不安がありました。
そこで、台風の影響が考えられるときには、大きめのビニール袋に水を貯めるように。ちょっとした手間ですが、事故の心配もなく安心です。
ベランダを片付けておく
台風が直撃するときには、ベランダの荷物は室内へ片付けます。スリッパ一つでもガラスを割ってしまう凶器になることがあるからです。
ベランダにモノがたくさんあっては移動も大変。普段からベランダには不要なモノを置かず、本当に必要なものだけをおくようにしましょう。台風が来る前に整理をしておけば、モノを避難させるのも楽ですね。
また、ベランダを片付けていても外から何かが飛んできてガラスが割れてしまうことも考えられます。ビニールシートと養生テープで窓を補強しておくことも大切。ガラスが割れることは防げませんが、家の中にガラスが飛散するのを少しでも抑えることはできます。
暑さ対策をする
台風がやってくるのは夏の暑い時期がほとんど。クーラーも使えなくなってしまうため、暑さ対策も必須です。わが家では、あらかじめ冷凍庫にたくさんの氷をつくっておいたり、ハンディーファンを一人一つずつ準備。
さらに、扇風機も使えるように蓄電池を備えています。冬の寒さとは違い、夏は洋服などでの調整が難しいため、備えがより大切になってきます。
水や食べ物を備えておく
停電すると水が使えない上に、冷蔵庫まで使えなくなってしまうため、食糧や水の確保も必須です。突然訪れる災害とは違い、事前に準備ができるため、普段の備えの見直しに加えて、暑さ対策の食べものやお菓子なども買っておくと安心ですね。
いかがでしたか。今回はわが家の台風対策をご紹介しました。台風シーズンが本格化する前に、備えについて見直してみてくださいね。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto