新学期が始まって1か月が経ちましたね。我が家の子どもたちも、春から小学1年生と4年生になりました。毎日帰宅して、宿題をするのはダイニングテーブルです。今回はリビング・ダイニング学習をさせたいんだけど、机にたまったプリントや文具のごちゃごちゃに、ついイライラしちゃう!という方に向けて、収納のヒントと我が家の収納実例をご紹介します。
リビング・ダイニング学習のメリット
個室の勉強机ではなく、リビングやダイニングで勉強する「リビング・ダイニング学習」。一人で部屋にこもって宿題をするのって、よっぽど意志が強い子じゃない限り小学生のうちは難しいのではと思っています。我が家の子どもたちは、普段から親のそばで過ごすことが多く、宿題中もすきあらば漫画を読もうとするタイプ。リビングやダイニングなら家族の気配があるので子どもも安心だし、親も必要な時に声掛けができるという点にメリットを感じて、我が家ではダイニング学習を取り入れています。
リビング・ダイニング学習ならでは悩みも
リビングやダイニングで勉強する家庭が増える一方で、増えているのがこんなお悩み。
- 宿題後も机に置きっぱなしの勉強道具やプリント
- 「机の隅に学用品」が日常の風景化
- 宿題片づけて!が毎日の決まり文句に
- 食事の時に勉強道具の置き場所がない など
特にダイニングは、食事をしたり、作業をしたり、くつろいだりと、いろいろな活動をする家族の共有スペース。できるだけ、子どもの学用品に囲まれた状態ではなく、すっきりをキープしておきたいですよね。
子どもが片づけてくれない!その原因は
片付かない、片づけてくれないというときは、収納の仕組みに原因がある場合があります。
原因1
そもそも定位置が決まってない
一つめは、そもそも戻し場所が決まっていないケース。ランドセルや教科書置き場を、入学に合わせて準備した家庭は多いと思いますが、子どもの学用品ってそれだけじゃないんです。学習済みのテストやプリント、保護者へのお便り、手紙や塗り絵、鉛筆削りやのり・はさみなどの筆記用具などなど。ダイニングのごちゃごちゃの正体は、戻し場所がなくて出しっぱなしになっている紙や小物の集まりなんです。子どもが小さいうちは、自分で定位置を決めて管理するのは難しいので、親が場所を考えたり、一緒に相談してルールを決めるなどサポートをしてあげてくださいね。
解決策
よく出しっぱなしになってるものを再確認!
一つ一つに戻し場所を考えてみて。
原因2
置き場所はあるけど遠い!使いにくい!
二つ目は、置き場所は決めているけど、動作的・位置的に使い勝手が悪いケース。「1階のダイニングテーブル」で宿題をするときに、使いたい色鉛筆やコンパスが「2階の子ども部屋の学習机の引き出しの中」にあったら・・・。そもそも取りに行くのが面倒だし、使った後もわざわざ戻しに行きたくないですよね。なので、「収納場所=使う場所」というのが、子どもの片づけのハードルを下げるベストポジション。面倒くさいとやりたくないのは、大人も子どもも同じですよね。収納場所までの距離のほかにも、出し入れをするために前にある物をどける、だとか、見た目はきれいだけど細かすぎる仕分け方法なども、面倒くさいにつながりやすいので、子どもの収納は「近く×すぐ手に取れる」が一番だと思います。
解決策
片づけない理由は、シンプルに面倒くさいから。
子どもの収納は「近く&ワンアクション」を心掛けて。
いかがだったでしょうか。子どもが宿題をするたびに、ごちゃごちゃ&イライラしちゃう!というときは、収納の見直し時期なのかもしれません。出しっぱなしが気になるものに、少しづつ戻し場所を作ってみてくださいね。