こんにちは。福岡の整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto です。男の子2人と単身赴任中の夫の4人で、3LDKのマンション暮らしをしています。
新年度がスタートし、生活スタイルの変化とともに書類の整理やお部屋の収納を見直している方も多いのではないでしょうか。書類や説明書などの紙類の収納の定番となっているファイルボックス。あらゆるメーカーから発売されていて、サイズや形、色もさまざまです。
書類の収納にとても便利なファイルボックスですが、収納方法によって使い方は無限大。シンプルな形と丈夫さから、色々な場所で使うことができるのも魅力の一つですよね。今回は、無印良品のポリプロピレンファイルボックスにスポットを当てて、わが家でのファイルボックスの収納法を使い方5選をご紹介したいと思います。
1. 見た目をスッキリ統一
無印良品のファイルボックスには、外から中身が見分けられる半透明タイプのものと、ホワイトグレータイプの二種類があります。わが家のファイルボックスのほとんどがホワイトグレータイプ。並べた時に見た目をスッキリと統一することができます。
こちらは廊下収納の下段のスペースです。掃除機のフィルターやフローリングモップのシートなど、ごちゃつきがちなものをひとまとめにしています。
奥行きが27.5cmのパルプボードボックスとスタンドファイルボックスの組み合わせは、奥行きが小さなスペースに最適な収納の組み合わせです。
スタンドファイルボックスタイプは、本や書類を入れるだけでなく、高さのある面を手前におくことでスッキリした収納にすることができます。傾けるだけで取り出せるのもポイント。
ワイドタイプのものは、通常タイプと比べて幅が5cm広く、ストック類の収納におすすめです。ファイルボックスを活用することで、収納の少ないマンションでもこのような防災グッズをコンパクトにかつスッキリと収納することができます。
2. ラベル代わりにちょっと見せ
高さが約12cmの1/2タイプのものは、収納しているモノを少しだけ見せたとしても、下の部分が隠れているため、見た目に統一感を出すことができます。完全に隠してしまうと、ラベリングしたりモノを取り出す際に毎回ファイルボックスごと取り出す必要がありますが、使用頻度の高いモノはこのように収納することで、ファイルボックスを取り出すことなく、中のモノを出し入れすることができるのです。
DVDなどは、ケースのまま収納しているモノとファイリングしているモノに分けています。こちらも同様に、ラベリングしなくても入っているものがわかりますね。
3. 立てる
ポリプロピレンファイルボックスは丈夫なのでモノを立てる時にも大活躍。フライパンもファイルボックスを使って立てて収納すれば、出し入れも簡単です。
毎日使うパソコンも子供の手の届かない場所に収納するために、廊下収納スペースに立てて収納しています。ここでのポイントは、スタンドファイルボックスを横に倒して使うこと。横に倒すことで立ち上がり部分が手前にないため、取り出しやすさがアップします。
よく使うジッパー付きポリ袋は、箱のサイドをカットして、ファイルボックスで立てる収納に。ファイルボックスに収納することで、取り出しやすいだけでなく、在庫の管理も簡単になりました。
4. デットスペースを生かす
収納スペースが限られたマンションでは、デットスペースも生かしたいところ。例えば、洗面台の下の収納スペースには、災害の備えとして置いている15リットルのウォータータンクを畳んで収納。台風がくる前などに水を溜めるために使うのですが、使用頻度が低いため奥のスペースをファイルボックスで確保しています。
奥のスペースに使う場合には、ラベリングをすることを忘れずに。取り出すことも夏の時期だけなので蓋をつけてホコリがたまらないようにしています。
クローゼットの15cmのスペースにはワイドタイプのファイルボックスに、キャスターをつけて季節の衣類を収納。キャスターがついているので、小さなスペースでも出し入れが簡単です。蓋を付けるとファイルボックスを重ねることもできてとても便利。
5. 小さな棚に
マンションによくあるキッチン背面収納。奥行きがかなり小さく、収納も少し難しい場所だと思います。でも日頃よく使うモノを置く場所でもあるので使いやすさも重視したい。このような小さなスペースに、少しだけ棚を追加したい場所に、ファイルボックスを横向きにして使用しています。
通常のコの字ラックを使う場合と比べて、奥行きが小さいファイルボックス。下の収納ボックスをあえてはみ出させることで、1アクションでモノをポイッと収納することができます。ただし、丈夫なファイルボックスであるとはいえ、上に重いモノを置いてしまうと変形してしまう可能性もあるので、上には軽いモノを置くようにしてみてください。
いかがでしたか。書類収納としてはもちろん、アイデア次第でさまざまな場所で使うことのできるファイルボックス。おうちの中の収納を見直す際には、是非参考にしてみてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto