こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築9年の戸建て住宅で暮らしています。
掃除が大の苦手で、なんとか掃除のハードルを下げようと日々試行錯誤しているわが家。中でも一番苦手なのがお風呂掃除です。
バスルームは狭くて、収納スペースがほとんどない場所ですが、掃除道具やボディケアアイテム…と、そこに置いておきたいものはたくさん。油断するとすぐにカビやヌメヌメ汚れが溜まりがちなのですよね。
みなさんどのように収納していますか?
今回は、これを抑えておけば間違いなし!の「バスルームの浮かせる収納」3つのコツをお話しします。実は、掃除が面倒なバスルームは、浮かせる収納でラクにできるのです。
⒈マグネットや吸盤で収納スペースを増やす
一見、収納スペースが少ないバスルーム。でも実は、壁面の開いたスペースを利用すれば、自由自在に収納スペースを作ることができます。
最近のバスルームの壁面はマグネット対応になっているものが多く、マグネット式の収納グッズがたくさんあります。もちろん吸盤式もあるので、ご自宅の浴室壁に合った製品を見つけましょう。
例えば、これはマグネット式のタオルハンガー。わが家は、掃除道具の収納スペースとして活用しています。
使った後の掃除道具は、床に立て掛けて置くと、接面にヌメヌメ汚れが溜まりやすくなり、かえって掃除道具が不衛生に…。そんな経験はありませんか?
S字フックを組み合わせて、お風呂の掃除道具を浮かせて収納すれば、使った後の掃除道具を乾かしながら収納できます。
バスルームは腰下の高さに汚れが付着しやすいので、敢えて水がかかりにくい、腰上の位置にセットしています。子供にお手伝いをお願いしやすいように、子供の手が届く高さというのもポイントです。
⒉ボディケア用品やボトルも浮かせて衛生的に
バスルームに必ず設置してあるのが、タオルバー。
このタオルバー、タオルの収納場所だけに留めておくのはもったいない!
S字フックを組み合わせれば、洗顔ネットの定位置に。ハンギングクリップを組み合わせれば、洗顔フォームの引っ掛け収納に。
どちらも滴る水分をそのまま床面に流してくれるので、掃除の手間が省けるのです。洗顔フォームは、洗面所とバスルームの移動が簡単になるというメリットも。
シャンプーボトルもマグネット式のものを採用。もともと浴室に付いていた棚を思い切って外して、水を溜め込む場所をなくしました。
中身を詰め替えるタイミングで、ボトルだけ磨けばいいので、掃除の負担を減らすことができ、ラクチンに。
⒊自然乾燥できるおもちゃコーナーを作る
子供が小さなうちは、自分のボディケアさえゆっくりできず…。子供がお風呂のおもちゃに夢中になっている隙がチャンス!こうして増えていくお風呂のおもちゃは、専用の収納スペースをつくるといいですよ。
どんどん増えていくおもちゃには、子供と「ここに入るだけにしようね。」と約束事を決め、持つ数に制限を決めます。
マグネット式のおもちゃコーナーは、バスルームの隅のスペースを利用して、浮かせて収納できるアイテム。子供が取り出しやすい場所に設置すれば、自分でお片付けもできるようになり、子供がポイポイお片付けできるようになります。
いつもバラバラに散らばっていたおもちゃに、決まった片づけ場所ができると、うれしいですよね。底がメッシュ状になっているので、浮かせて収納することで、水はけがよく、おもちゃを自然に乾燥させることができますよ。
面倒だと思っていたことも、収納方法を変えるだけで家事を削減できることがあります。苦手な家事が簡単に済む工夫をして、暮らしをラクにすることができたらいいですよね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。