こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築10年の戸建て住宅で暮らしています。
幼稚園や学校から子供たちが持ち帰ってくる作品の数々。保管場所に困っていませんか?お友達と交換したお手紙やおりがみ、新聞紙で作られた立体的な制作物、母の日や父の日にくれる愛情いっぱいの作品。かわいくてかわいくって、どれも取っておきたい大作ばかり。でも、全部をとっておこうとすると、かえってゴミの山のようになってしまうので、要注意!大切に思うからこそ、厳選して大切に保管できる形にしましょう。今回は、子供の作品の保管・収納方法のお話です。
1.まずは飾る、そのための場所をつくる。
毎日のように子供が生み出すクリエイティブな制作物たち。
「絶対捨てないでね!」「飾ってね!」
と言われて、家中あちこちが作品だらけになり、保管するタイミングを失っていませんか?
持ち帰った作品を一時的に飾るスペースをここ!と決めておくと、飾る作品を一定量に収めることができます。インテリアを損ねないちょうどいい場所を見つけて、一定量をキープする工夫をしましょう。
例えば、立体的な作品ならニッチや棚の上に。
場所があるからといって、作品をただひたすらに置くのではなく、ディスプレイする気持ちで飾ります。大人が好きな雑貨やドライフラワーなどと一緒にディスプレイするとインテリアになじみやすくなりますよ。
壁に飾るなら、こんな雑貨のアイテムも。
作品だけで見ると、子供の作品をただ飾っているだけに見えるものでも、インテリア雑貨と組み合わせて飾ることで、インテリアにおもしろさが出ます。
2.一時保管ボックスに入れる。
持ち帰ってきた作品を一時的に保管する‟一時保管ボックス″をつくると、溜め込みすぎないようにするために効果的。
箱を設けることで、「ここに入るだけにしようね。」と子供とルールをつくります。子供は自分専用のボックスを持つことで、自分で管理できる楽しさを覚え、自分の大切なコレクションを入れる宝箱を持ったような気持ちに。
子供が管理しやすい場所に置き、散らかっていてもここに片付ければOK!と、片付け場所にもなるので、毎日の忙しい日常の助けにも。
つくった作品で遊んでいるうちに、新しいものが増えたら、要らなくなったものを手放すというサイクルをボックスの中で管理していくコツも一緒に覚えてくれるといいですね。
3.作品アルバムをつくる。
大きな作品や、立体的な写真の場合は、保管スペースにも限界があります。そんなアイテムは、写真を撮って残すという方法がおすすめ。
作品を小さくすることで、省スペース収納を実現。
作品を子供が持って撮影すれば、その時期の子供の成長も一緒に残すことができますよ。
牛乳パックに貼り付けたダイナミックな作品も、こんなにコンパクトに。
1.まずは飾る。
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2.新しい作品を持ち帰ったら‟一時保管ボックス″に。
↓
3.最終的に、牛乳パックから剥がした状態のものを台紙アルバムに綴じる。
この流れを作ります。
園や学校からもらうクラス写真などもここに。家族写真とは別のカテゴリーで、子供の成長を振り返ることができる学童アルバムが完成です!
溢れる作品に困っている方、ぜひお試しくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nami Sasaki