こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
皆さんはクローゼットを心地よく使えていますか?整理収納のご相談でとても多いのがクローゼットや押入れの洋服の整理。洋服が入りきらない、数が多くて収拾がつかない、等の悩みのご相談をよくいただきます。
かつて私もたくさんの洋服を所有し、その管理に困っていました。Tシャツ所有数はなんと700枚。押入れを開けると畳まれていないTシャツの山が現れる・・・。そんな状況にストレスを抱える毎日でした。
しかし、数年前に洋服の整理に成功し、現在はTシャツ5枚だけに。自分のお気に入りを厳選することができました。今回は700枚のTシャツを持っていた私が、洋服整理に成功した3つのコツをご紹介していきます。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
Instagram:@hidemaroom
Linktree:https://linktr.ee/hidemaroom
1. これを着て人に会いたいか?考えてみる
洋服を整理していくときに大事なこと、それは「これを着て人に会いたいか?」よく考えること。
洋服がヨレヨレだったり、破れていたり、汚れていたりしたら、手放すことは簡単ですが、綺麗な状態だと判断がつきにくいですよね。「着れる」状態のものを選ぶと、ほぼほぼ残ってしまうので「着たい」と思うものを選んでみてください。
「これを着て、友人や知り合いに会いたいか?」「これを着て出かけて楽しく過ごせるか?」というところに意識を置いて、整理してみると意外にそうでないものが一定数あったりします。
その服を着て、自分が納得しているか、楽しめるか、をよく考えながら選んでいくことで取捨選択がしやすくなります。ぜひ実践してみてください。
2. 実際着てみる
見ているだけでは洋服の整理の判断がつきにくい場合があります。
見た目やデザインが好きでも、サイズ感や着心地、シルエットは実際に着用してみないとわからないもの。袖を通して初めて、サイズが合う、着心地が良い、似合うかどうか、がわかります。迷ったら実際に袖を通してみて、自分の気持ちを確かめてみましょう。
また、実際に洋服を着てみることで、何と何を合わせるか、コーディネートを考えてみると、合わせやすい洋服とそうでない洋服がわかってくると思います。合わせづらい洋服は普段の暮らしの中での登場回数は少なくなってしまいがち。どんなときに、どう合わせて着るか?というところも考えて、整理してみてください。
3. 着た服を右に集めていく
「この洋服を着て人に会いたい」「実際着てみて自分に似合う、好き」と思って選んだ洋服たち。しばらく、どのくらいの頻度で毎日の生活に登場するかデータを取ってみましょう。
一度着て、洗濯やクリーニングに出したら、どんどん右側にその洋服を掛けていきます。配置や取りやすさを考えて、左側でも手前でも構いません。必然的によく着るものが一箇所に集まり、お気に入りの洋服がわかってきます。
逆に全然着ていないものが左側に残されていくので、使用頻度の低い服もわかってきます。冠婚葬祭、イベントの時に着る洋服等は「いつ着るか決まっている」ので大丈夫。もしそうでないものが残っていれば、どこか気になる点があるのかもしれません。上記のようにデータを収集して、よく考えてみましょう。
もちろん、頻度が低くてもお気に入りなら残して大丈夫。洋服が少ないことが正解なわけではなく、自分の家の収納に合っているか、自分が心地よくクローゼットを使えているかが重要です。自分が心地良く使えて、気分が上がるクローゼットになっているかを考えてみてくださいね。
いかがでしたか。今後もお部屋を整理収納とインテリアで整え、快適に暮らしていくヒントをお伝えしていけたらと思います。
お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。