待ちに待った夏休み。子供たちにとっては思いっきり遊べる楽しい休暇ですが、それと同時に出るのがたくさんの宿題。最後の数日間で慌てないために、宿題をスムーズに進めて、楽しい夏休みを過ごしたいですよね。
わが家は、今年から小学生が2人に。夏休みを思いっきり楽しむために、宿題に悩まされるのは避けたいところ。そこで今回のコラムでは、夏休みの宿題を効率的に進めるために取り入れている、わが家の工夫を3つご紹介します。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 宿題のボリュームを可視化する
夏休みの宿題は、量も多く、各教科からさまざまな宿題が出されます。また、一つの宿題といっても絵画の作品や工作など、何日かに渡って取り組まなければならないものも。
そこでわが家では、宿題を細分化して、目でボリュームがわかるように子供たちと書き出しています。
具体的には、ドリルは1ぺージにつき一つの丸を書き、作文や工作、自由研究などはタスクに分けて書きだしていきます。タスクが完了すると塗りつぶしていく仕組みです。
この用紙は、子供たちの目線に張り出し、夏休みの間はいつもこの用紙を見ることができるようにしています。もちろん書き方に決まりはないので、ぜひお子様と一緒に書き出してみてください。
可視化することで、達成感を感じられるだけでなく、ゴールも明確になるので「ただ宿題が多い」という負のイメージが軽減されるはずです。
また、1日のタイムスケジュールを一緒に決めておくのもおすすめです。学校でスケジュールを立ててくる場合もありますが、そのようなものがなければ、ぜひ子供たちと一緒にスケジュールを決めてみてくださいね。
2. 楽しみをリストアップする
長い夏休みは慌ただしい日常と比べると少し時間にも余裕があります。夏休みは宿題はもちろんですが、子供たちの楽しみを聞いてリストアップするのもよいですね。楽しみがあればそれまでに宿題をここまで終わらせよう!というモチベーションにつながります。
旅行など大きな予定ではなく、小さなやりたいことも書き出すのがポイント。例えば、「電車にのってでかける」や「海に行く」、「◯◯を食べる」など簡単にクリアできるもの書き出します。長い夏休み、何もしてあげられなかったと思うことも減るので、親にとってもおすすめの方法です。
「やらなければならない」ことだけではなく、子供たちの楽しみも一緒に話して書き出すことで、やる気もアップするはずです。どちらも子供たちの目の届くところに貼り出すことを忘れずに。
3. 学習環境を整える
いざ宿題をしようとしても、環境が整っていないとスムーズに取り掛かることができません。夏休みはいつもの収納と同じじゃなくて大丈夫です。収納も夏休み仕様にアップデートしましょう。
例えば、夏休みの宿題はファイルボックス にひとまとめに。さらにその時に使う鉛筆や消しゴム、丸つけの赤ペンなどもひとまとめにしておくと便利です。
また、夏休みは子どものモノを整理するチャンス。普段忙しくて時間が取れない方も、夏休みのちょっとした時間を使って、学用品やプリントの整理をしてみてください。スッキリと片付いた部屋は勉強も捗るに違いありません。
いかがでしたか。今回は夏休みの宿題がスムーズに進むための工夫をお伝えしました。最終日に慌てないためにも、子供たちと一緒に取り組んでみてくださいね。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto