クローゼットの収納に人気の無印良品のポリプロピレン収納。一段ずつ購入でき、サイズも豊富、シンプルで使い勝手が良いので我が家でも長く愛用しています。
無印良品のポリプロピレン収納は、幅・奥行のサイズに合わせて、衣装ケース(幅40×奥行65㎝)、クローゼットケース(幅44×奥行55㎝)、収納ケース(幅34・55×奥行44.5㎝)の3種類。高さもそれぞれ18・24・30㎝の3タイプがあります。今回は、こちらの収納を選ぶ際に、よくあるお悩みにお答えしていきます!
- すぎたともみ 整理収納アドバイザー
- 東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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子ども服収納。
将来置き場所が移動する場合
「小さいうちはリビング付近に置きたいが成長に応じて子ども部屋に移動したい」という場合は、将来の子ども部屋のクローゼットに合わせた奥行きでサイズ選びをしましょう。
ただし、「子ども部屋の収納の奥行きが深いから衣装ケース(奥行65㎝)を」、としてしまうと、今のリビングに置いた時にスペースを圧迫し、服の量に対して収納が大きすぎてしまう懸念もあります。大きなケースを置きたくない方、子ども服は少ない量で回したい方は、子ども部屋の収納の奥行きが深い場合も、収納ケース(奥行44.5㎝)をおすすめします。
勤族の方や、
引越しをする予定がある場合
数年以内に引っ越しをする予定がある方や、転勤族で家を転々とする方はどのように選べば良いのでしょうか?
私のオススメは収納ケース(奥行44.5㎝)。サイズバリエーションの中でも最も奥行きの浅いタイプになので、引っ越し先でも活用できる可能性は高まります。荷造りの際も、ケースに衣類を入れたまま新居へ運べば、開梱後も簡単にクローゼットが完成します。
収納スペースの奥行が
ケースより大きい場合
押入れなど奥行きの深い収納スペースに奥行きの浅いケースを置く場合、スペースの手前側に合わせてケースを配置しましょう。
収納スペースを前後で区切り、手前には普段よく使うモノを、奥には使用頻度の低いモノを入れると便利です。奥のスペースには、季節品(クリスマスツリーや五月人形、雛人形、扇風機や加湿器など)、時々見返したい思い出の品、防災用品、旅行グッズなどを置いてはいかがでしょうか。出し入れしやすいように、ケースの下には別売りのキャスターを付けると動作がラクです。
深さ18㎝がベビー服収納に
深すぎる時は?
ベビー服や未就学児の子ども服に対して、深さ18cmのケースは大き過ぎて気になるという方もいるのでは。もう少し小ぶりなものをご希望でしたら、ポリプロピレンケース引出式(幅26×奥行37㎝)がお勧めです。
我が家でも子ども服の収納はこちらを使っています(現在の洋服サイズは130~140㎝)。体が成長し、スペースが足りなくなってきたら深さ18㎝の収納ケースに買い替える予定です。現在使っているケースが不要になった際は、別の用途で活用する想定をしています。
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ポリプロピレンケース引出式を使った子ども服収納は、こちらの記事でも紹介しています。
少ない数(予算)で済ませたい時は?
ケースの費用をなるべく安く済ませたいと考えた時に陥りやすいのが、深いケース(高さ30㎝)を少ない数購入するという発想。確かに購入数が少ないので低予算が叶うかもしませんが、それでは洋服の収納としては使い勝手が悪くなってしまいます。服の収納には深さ18㎝もしくは24㎝がベストです。
少ない数(予算)で済ませたい時は、ケースの数を1つ減らして上部に余白を空けておきましょう。空いたスペースは、すぐに洗わない服やパジャマの置き場所、帰宅時のバッグの指定席にしても◎。
いかがでしたでしょうか。収納スペースや収納するアイテムに合わせてフレキシブルに活用できる無印良品のポリプロピレン収納、ご参考になれば幸いです。