こんにちは。住宅収納スペシャリスト・KEACONです。
軽量&コンパクトで、掃除をしたいときにすぐに使えるスティック掃除機。お洒落なデザインのものが多いので、最近はスタンドやフックを使って見せる収納をする方も増えています。今日は、家事の負担を減らしてくれるおすすめの掃除機置き場と、我が家の掃除用具収納事情を紹介します。
掃除機置き場は物置き?廊下?
これまで掃除機置き場というと、目につかない物置き部屋や廊下の片隅にひっそり置いあるイメージがありましたよね。ただ、そういった場所だと、そこまで取りに行ったり、手前に置いてあるものをどけたりする作業が面倒で、ついつい掃除を後回しにしちゃう原因になっていたんです。
そこで、おすすめしたいのが、「すぐ手に取れる×よく使う」場所に掃除を置くこと。見た目にもすっきりしたスティック掃除機なら、見える場所に置いていてもインテリアの邪魔になりません。
掃除機の出番が多いのは?
では、どの部屋に置くのがおすすめかというと、それは「一番掃除機の出番が多い場所」。使用頻度が高い場所に置いておくというのは、整理収納でも基本となる考え方です。使いたいときにさっと使えるだけじゃなく、手に取りやすい場所に置いておくことでゴミやほこりに気づいた家族が自分で掃除機をかけてくれるようになるというメリットも。家事シェアにもつながります。
まずは、家の中で掃除機をよく使う場所を思い浮かべてみてください。そこが、掃除機置き場のベストポジションです。
小学生と保育園の息子がいる4人家族の我が家の場合、掃除機の出番が多いのはダイニングと洗面脱衣室。ダイニングはテーブルの下に食事やおやつの食べこぼしなどが落ちていることが多く、気になったらその都度掃除機を持ってくるようにしています。
また、もう一か所使用頻度が高いのが、室内干しスペースとしても毎日使っている洗面脱衣室。衣類から出るホコリなどもたまりやすいんですが、実はドライヤー後の髪の毛の片づけで毎日使っていて。「ドライヤーを使ったら、掃除機をかける」というのが毎日のルーティーンになるぐらい、我が家では洗面脱衣室に欠かせないアイテムです。
掃除機置き場は家の中心に
そんな我が家の掃除機置き場はというと、ダイニングと洗面脱衣室の中間にあるファミリークローゼットの中。収納棚の下スペースを、掃除機や床拭き用ワイパー置き場として利用しています。家の中心となる位置にあるので、どの部屋からもアクセスしやすく、子どもたちもお菓子をこぼしたときなどは自分で掃除機を持ってくるようになりました。
また、スティック掃除機の充電に必要なバッテリーチャージャーや、床拭きワイパー用のウエットシート、コロコロなどの掃除用具も、ひとまとめにしてファミリークローゼット内に収納。使う場所のそばに、掃除用具をまとめて収納することで、時短と家事シェアにつながっています。
人気のマキタの掃除機。使い心地は?
我が家で使っている掃除機は、マキタの充電式クリーナー(モデルCL182FD)。バッテリーが18vのタイプで、約40分間連続使用が可能です。吸引力はそこまで強くないような気がしますが、シンプルな見た目と手軽にさっと使えるという点から、我が家では満足して使っています。
これまでは、家の片隅に追いやられていた掃除機ですが、これからは家族の使いやすさ優先で置き場所を考えてみてくださいね。