こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。子どもの頃から文房具が大好きな私は、大人になった今でも文房具をつい集めてしまいます。中でも好きなのはシールやマスキングテープ。手帳やノート、子どもの工作などにも、ペタペタと貼るだけで手軽に自分好みな手作りが楽しめるため、日常的によく使うアイテムです。今回は、そんなシールやマスキングテープの収納方法をご紹介します。
収納する場所はどこがベスト?
私がシールやマステを使う用途は、主に2つ。1つは収納のラベリング用、もう1つは手帳やノートのデコレーション用。それぞれに使うシールやマステは、使う場所の近くに配置するのがおすすめ。
ラベリング用はキッチンにペンとセットでスタンバイ。例えば冷蔵後の横に常備しておけば、冷蔵庫内の収納にラベリングをしたり、食品の開封日を書き足したりと、使いたいシーンでサッと手に取れます。ラベリングは、この「サッと手に取れる」がとても重要。面倒な配置にしてしまうと、つい後回しにしてしまうからです。
手帳のデコレーションや子どもの工作など、気軽に日常使いするシールやマステは、ダイニングやリビング、作業スペース近くに定位置を。使い終わった後もラクに片付く位置がベストです。大量にお持ちの方で一か所に置けない場合は、普段よく使うものだけを厳選して収納し、時々眺めたいコレクションはちょっと離れたところに分けて収納しましょう。
収納方法は?
シール専用のホルダーやマステにピッタリなサイズの棚など、専用の収納グッズも見かけますが、気軽に取り入れられるのは、手に入りやすいシンプルな収納グッズ。今回は、ラクに出し入れができる「ざっくり収納」と、見た目を重視した「きちんと収納」をそれぞれご紹介します
ざっくり収納
日常使いしやすく、出し入れのラクさを最優先にしたい人におすすめなのは、カゴなどにざっくりとまとめる方法。ざっくり収納の場合、ひとつのカゴにひとつのカテゴリーを設定しましょう。また、量が多すぎると全体を見渡せないので、把握できる量にとどめることも大切。
この方法なら、マステはカゴにぽいぽいと放り込むだけで後片付けはラクチン。その際、カゴは深すぎないモノをお選び下さい。深すぎるボックスを使うと、マステが奥に埋もれてしまい、探しにくくなります。新品のマステは直径3~5㎝ほどなので、カゴの高さは5cmくらいが目安です。
シールの場合、高さ10㎝くらいのボックスなどに立てて入れておくと便利。私はミニサイズのトートバッグにざっくりまとめて入れています。この時、シールの絵柄の面を揃えておくと、使う時に目当ての柄を探しやすくなります。
きちんと収納
きれいに並べて選びやすくしたい方、たくさんのコレクションをお持ちの方、整頓した収納がお好みな方には、ひと目で見渡せるきちんと収納がおすすめ。無印良品や100均などでもシールやマステにピッタリな収納が見つかります。
マステがすっぽり収まる深さのこちらのボックスは、積み重ねもできるタイプの収納ボックスです。マステを整列させた状態でもボックスを上に積み重ねられます。仕切り付きなので、他の文房具と組み合わせた収納も作れます。
マスキングテープ単独で収納したい場合は、無印良品の引出しがピッタリ。必要に応じて段数を自分で決められますが、たくさん積み重ね過ぎないようにご注意を。ひとつひとつは小さなマステですが、積み重ねるとその重さで引出しがたわみ、出し入れが難しくなることもあるそうです。
シールの収納におすすめなのはポストカードサイズのポケットファイル。100均でも購入可能なので気軽に取り入れられます。サイズの異なるシールもスッキリまとまり、パラパラとページをめくりながら選ぶことができます。ポケットの数が固定なので、一定量をキープしたい方にもおすすめです。
ポケットファイルの場合、フレークシールやバラバラになっているシールをポケットに入れる際、そのままの状態だと取り出しにくくなります。そんな時は、透明の袋などにまとめてから入れましょう。透明袋はシールを購入した時に入っているパッケージを再利用してもOKです。
小さな可愛さを、すぐ手に取れる日常に。
可愛い柄を見つけると、つい買いたくなるマステやシール。気軽に購入できる価格とサイズ感ですが、増えすぎてしまうと使い切れず、出し入れもしにくくなります。使うシーンを想定しつつ、好みじゃないものは時々整理をすることも大切。使う楽しみと、眺める楽しみ、どちらもすぐ手に取れる収納で叶えたいですね。