こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。
わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。
築9年の戸建て住宅で暮らしています。
突然ですが、“リビングリセット”していますか?
“リビングリセット”とは、散らかったリビングをすっきりと整った状態に戻すということ。
わが家は子供たちがどんなに散らかしても、10分でリセット完了できる収納をつくっています。
リビングリセットを行うタイミングは、
- 仕事に取り掛かる前
- 出かける前
- 寝る前
お出かけから帰ってきた時に、リビングが散らかっているとがっかり…。
でも、リビングに足を踏み入れた瞬間、お部屋がすっきり整っていると気持ちがいいですよね。
どれも「片付け」というより、そのための「準備」という感覚でやることで、心を軽やかにさせてくれます。
中でも、寝る前のリビングリセットは、翌日を気持ちよくスタートするための準備として欠かせません。
朝起きてリビングに降りた時、リビングが整っていると、まるで空気が澄んだようで心地いい。
寝る前に行うリビングリセットは、明日の自分のための準備として大切にしている習慣です。
それでは、寝る前のリビングリセットのポイントを3つご紹介しますね。
溢れているモノの帰る場所をつくる
まず、リビングリセットを成功させるコツは、「持つモノの量を減らす」こと。
片付けをラクにするためにも、モノは持ちすぎないことが一番の近道です。
しばらく使っていないものは、本当に必要かこの際に見つめ直してみましょうね。
リビングに置くものが厳選できたら、「モノの定位置を決める」こと。
例えば、家族が使ってあちこち移動しがちなティッシュケース。
家族みんなが元の場所に戻してくれるよう、帰る場所を決めておきます。
ここに引っ掛けて収納すれば、このまま使うこともできるし、「ティッシュケース片付けて!」の一言で家族も1アクションで片付けることができます。
家族の「ティッシュどこ?」を解消。
「床にモノを置かない」を基準にする
意識するようにしているのが、「床にモノを置かない」こと。
家具や収納用品以外は、なるべく吊るして収納するようにして、家族が過ごしやすく居住スペースを広く保つよう心掛けています。
例えばクッション。
家族の人数分リビングに用意しているクッションですが、寝る前には元の場所に片づけます。
床にたくさんクッションが転がっていると、散らかった印象を受けるので、ソファーに置くのは2つだけ。残りはきちんと収めれば、リビングリセット完了。
床が見えるだけでずいぶんスッキリとして見えるので、意識してみてくださいね。
「出したら収める」を家族みんなで徹底
モノの定位置が決まったら、あとは家族みんながそれぞれ「モノを元の場所に片付ける」こと。
これが一番効果大なので、そのためにも片付けやすい1アクション収納を。
小さな子供も、自分が出したものは自分で片付けられるようにすることで、ママがラクになります。
よく出しっぱなしにされるおもちゃには、「かご収納」を。
見えて嫌なものほどかわいい収納アイテムを与え、インテリアとおもちゃの共存を楽しんでいます。
子供がポイポイ入れて片づけられる「かご収納」は、お片付けのハードルを下げてくれ、子供が声掛けひとつで、自分でお片付けできるように。
こんなふうにして、寝る前に「お片付けするよ~!」の一声だけで、みんなが動き出す仕組みをつくるのです。
翌朝、リビングの澄み渡ったような空気が、「さて、今日も頑張ろう!」と、心地のよいスタートに。
明日の自分を心地よくしてくれる、寝る前の“リビングリセット”に挑戦してみてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。