子どもが学校から持ち帰った学習済みのテストやプリント。1学期が終わって、どこの家庭でもけっこうな量になっているのではないでしょうか。新学期に備えて夏休み中にプリントを整理しておきたいところですが、捨てる?捨てない?そもそも捨てていいの?いろいろ悩むところですよね。今回は、小学生ママ4年目になった整理収納アドバイザーKEACONが、我が家のプリント整理の様子をご紹介します。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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捨てる?取っておく?わが家の判断基準
現在小学4年生と1年生の息子たち。毎日持ち帰ってくる学習済みのテストやプリントは、1学期分プリント置き場にためて置き、長期休みのタイミングで整理するようにしています。今回、たまったプリントを数えてみたんですが、一人分だけでも約250枚ほどありました。
この大量のプリントをどうするかというと、我が家では基本的に「全部処分」。特に頑張ったテストや思い入れのあるプリントほんの数枚だけを残して、あとはごみの日に。長男が1年生のときから、このやり方でやってきましたが、「あの授業のプリント、あのときのテスト!捨てなきゃよかったー」なんてことは一度もありません。過去をなつかしく振り返る前に、また次のプリントがやってきます。
どのプリントをどこまで残すかというは、ご家庭次第で。プリントを見返して復習に使うなら、取っておいてもいいし、1年生になったばかりのたどたどしい文字が並ぶプリントなんかは、思い出として保管しておきたいですよね。
プリントの捨てる、取っておくの判断。最終的に残す枚数は家庭によって違っても、一つだけ共通して重要なことがあります。それは、
「いつ」「だれが」「どう使う」という目的がはっきりしているものだけを残すこと!
子どもが小学校になって驚いたのが、持ち帰ってくる紙のプリントの多さ。見返すあてのないものまでため込んでしまうと、家の中はすぐにプリントだらけになってしまいます。大量になると、そこから必要なものを選び出す・・・なんて、とても面倒でやりませんよね。なので、1学期分がたまった長期休みでプリント整理をするのが、ちょうどいいタイミングだと思っています。
さあプリント整理。まずは本人が「いる」「いらない」
プリント整理4年目になった長男を例に、我が家の整理の様子を紹介します。と言っても、たくさんのプリントのなかから、残したいもの&後から見返したいものを選ぶだけのシンプルな作業です。
1. 一か所にまとめていたプリントを持ってくる
持ち帰ったプリントは、ランドセル置き場に置いているDAISOのファイルケースに、投げ込み式で保管。1学期分だけでもこんなにたくさん!
2. 1枚1枚確認しながら、「いる」「いらない」に分けていく
4年目になったので、この作業も手慣れたもの。10分もかからず、いるいらないに分けていきます。長男も、後でプリントを見返さないことがもうわかっているので、全部捨てていいよ~といったスタンス。「頑張ったやつは残しておきたいから、一応チェックしてみて」と声を掛けて、作業を進めていきました。
3. 残したいものを決める
「全部要らないけど、じゃあこれは残そうかな」と選んだのは結局、頑張って100点を取ったの漢字の50問テスト1枚だけ。子どもって、親が思うよりも意外とドライ。子どもの作業はこれで完了です。
4. 親も目を通して残したいものがあれば
これは、片付けのためというよりも私自身のためにやっている作業です。子どもらしい文字で書かれたプリント。「こんなときもあったよね~」と将来懐かしく見返すとき用に、私のお気に入りを数枚選ぶようにしています。左右ひっくり返ったひらがなや、ふにゃふにゃした数字もいい思い出です。
低学年のうちは親がやってもいいと思う
集中力が続かない低学年のうちは、「いる」「いらない」に分ける作業もなかなか大変。「全部いる」とか「全部いらない」とか、「ママやっといて」とか、そんなことになるのが目に見えていますよね。正直、長男のときは2年生ぐらいまで私がやっていました。ただ、たくさんのものの中から「いる」「いらない」を分ける感覚をやりながら覚えて欲しいので、今回は1年生の次男と一緒に作業。1年生なりに、いるいらないに分けることができました
始める前は「いる」「いらない」に分けるのが面倒くさく感じちゃいますが、「とっておきを何枚か選ぶだけ」と思うと結構あっという間の作業。不要なプリントをスッキリ手放して、新学期に備えたいですね!
WRITER – KEACON