小さなスペースながら、散らかりやすいバッグの中。外出先でぐちゃぐちゃのバッグの中から探しものをするのって、ストレスになりますよね。
このコラムでは、私がよく使っている用途の違うバッグ2つの中身と、すっきりさせるためのコツをご紹介します。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
Instagram:@nozomi_kurashi
webサイト:日々柔-hibinew-
送迎やちょっとしたおでかけは、可能な限りミニマルに。
保育園の送迎や、スーパーへの買い物等、ちょっとしたお出かけの時は、小さなショルダーバッグでなるべく身軽に。シンプルに荷物を最小限にすれば、カバンの中は散らかりません。サイフ、携帯、ハンカチとティッシュ。買い物の時はエコバッグも。
荷物をなるべくミニマルにする為、昨年、長年使っていた長財布からコンパクトな財布へ買い替えました。家の中もカバンの中も、すっきりした空間が叶うかどうかはもの選びの時点から始まっています。
荷物の多いお仕事用バッグは、仕切りが必須。
お片づけの現場に訪問する際は、お仕事用のバッグとして、整理収納アドバイザーの梶ヶ谷陽子さんがプロデュースしたキャリーストレージトートMを使用しています。
- サイフ
- キーケース
- ペンケース(文房具)
- 水筒
- ネームカード(名刺)
- レジャーシート2つ
- ハンカチとティッシュ
- レーザー付きメジャー
- バインダー
- 無印良品カタログ
- エプロン
- スリッパ
- マスク
- 手袋
- お客様の資料等をまとめたA4ファイル
と、荷物がたくさん。仕切りがたくさんついているおかげで、ものが多くてもどこに何があるのかわかりやすく収納することができます。
エプロンの上の隙間にスリッパを入れて、携帯やティッシュは外側のポケットに。
荷物が多くてカバン選びに困っている方は「マザーズバッグ」で検索をかけてみるのもアリ。子連れで出かける際の荷物を想定してつくられた大容量バッグなのですが、最近では収納量や整頓のしやすさ、取り出しやすさなどがよく考えられた仕切りの多いものも増えています。使用するバッグをよく入れ替える方は、バッグインバッグに必要なものをまとめ、それごと入れ替えると、手間もかからないのでオススメです。
バッグの中をすっきりさせるには2択しかない
ご紹介したように、カバンの中をすっきり収納するには、
- ものを減らす、またはサイズダウンしてミニマル化
- ものが多い場合はそれぞれに定位置をつくる
この2択しかありません。カバンの中はスペースも、ものの数も限られているので、整理収納の効果を実感するとっかかりとしてオススメです。まずはカバンの中の不要なものを見極めて、手放すところから始めてみてくださいね。