こんにちは。整理収納アドバイザーのNagisaです。3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。
子供が体調を崩した時に起こる突然の嘔吐。子育てをしていると一度は経験したことがあるのではないでしょうか。ノロウイルスなどの感染症は、冬に流行することが多いですが、一年中感染のリスクがあります。アルコールでは消毒することができず、非常に感染力が強いために家族全員がかかってしまうことも。そんな感染症から家庭内での二次感染を予防するために、わが家では「ノロ対策セット」を準備しています。
市販でも嘔吐処理セットは販売されていますが、家庭にあるものを組み合わせて作ることができます。今回はわが家で準備しているセットをご紹介。小さなお子様のいる家庭や、ワンオペで育児をされているかたは、準備しておくだけでとても安心です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
準備しているもの
わが家のノロ対策セットに入っているものは、以下の通りです。
- ゴム手袋
- ビニール袋
- 次亜塩素酸水スプレー
- ミルトン錠剤
- マスク
ノロウイルスを不活性化させるためには、「塩素濃度200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭く」ことや、「85度以上で1分以上の加熱」が有効であるとされています。ノロウイルスなどは、アルコールで不活性化できないため、次亜塩素酸スプレーを準備しています。シーツや衣服などは加熱をすることが難しいため、ミルトンの錠剤も準備しておくと安心です。
準備しておくと便利なもの
寝室には使い捨ての給水シーツ
寝ている間にも繰り返し嘔吐することもあるノロウイルス感染症。毎回シーツを消毒して洗濯するのは、感染リスクが高まるだけではなく、とにかく大変。シーツの上に一枚敷いておけば、処理の手間を省くことができて本当に便利です。介護用品として販売されていますのでチェックしてみてくださいね。
突然の発熱のときにも使えるOS-1
嘔吐のときはもちろん、突然の発熱のときにも備えておくと安心なのが「OS-1」です。ワンオペで育児をしていると、具合の悪い子供と買い物にいくことも、誰かにお買い物を頼むこともできません。何度もこのOS-1には助けられた経験があり、最小限のストックをしています。
収納のポイント
嘔吐の処理はスピード勝負。蓋をあけると全て1アクションで取り出せるよう、入っているものが見渡せるように収納するのがポイントです。
また、収納ケースは、無印良品のやわらかポリエチレンケースを使用。ポリエチレン素材であるため水にも強く、洗ったりすることもできるため安心ですね。
収納する場所
寝室に収納できる場合は寝室がおすすめですが、消毒液などを子供が触ると怖いため、我が家では洗面所の高い位置に収納しています。何か起こったら、浴室の洗面器と、このセットを急いでとりに行きます。
給水シーツは寝室のシーツの替えといっしょに収納を。まだオムツが完全にとれていないときにもサッと敷くことができたので、子供たちが小さい時は本当に便利でした。
いかがでしたか。
突然の嘔吐に備えることは、家族への二次感染をおさえるだけでなく、日々のワンオペ育児の安心材料にもなります。収納ケース一つ分という小さなスペースで作ることができますので、備えていない方はぜひ試してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto