こんにちは。整理収納アドバイザーのNagisaです。3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。
みなさんのキッチンにはどれくらいのお菓子がありますか。お菓子は、大きなものから小さなもの、そして形もさまざまですよね。自分で買わなくても人からいただくこともあり、イレギュラーにお家の中に入ってきてしまうものでもあります。
わが家はマンション暮らしで、パントリーや吊り戸棚もないため、キッチンの収納はとても少なめ。でも子供たちは、毎日幼稚園や学校が終わるとおやつタイムを楽しみにしています。そんな時間だからこそ、何にしようかなと考える時間を楽めたり、自分たちでお菓子を選べるように、収納の仕組みを工夫しています。
今回は5つのポイントにまとめてご紹介。お菓子収納が整うと、管理も簡単になるため、あれどこだっけ?と探すことも減り、キッチンのごちゃつきも防ぐことができますよ。すぐに実践できるものもありますので、参考にしてみてくださいね。
1. 細かい仕切りを作らない
お菓子を収納しようとしたときに、細かく仕切りを作ってしまっていることで、収納スペースに入りきらず別の場所に置いてしまっていることはありませんか。お菓子は、大きさも形状もさまざま。収納スペースには仕切を細かく作りすぎないことが大切です。
収納用品は、イレギュラーな大きさに柔軟に対応できるように、高さがありサイズも大きめのものを選んでいます。仕切りとして準備しているのは、この2つだけ。小さなものや棒状のお菓子を立てて収納するために使っています。しかも、こちらの仕切は組み立て式であるため、使わない時は畳んで内側に立てて収納することができるのです。
このようにお菓子を収納するスペースは、イレギュラーなものにも対応できるような余裕を持ったサイズにすることと、細かい仕切りを作りすぎないことがわが家の収納で大切にしていることです。
2. 外装の袋や空き箱を活用
お菓子の消費が早いわが家では、ファミリーパックと呼ばれる大袋を買うことがほとんど。そんなときは外装の袋を外側にくるくると折り、仕切りにしています。
箱に入っているお菓子も、その箱の蓋部分をカットして仕切りとして活用したり、いつも飲んでいる紅茶の箱を利用したりと様々です。
あらかじめ仕切りを作るのではなく、その都度仕切りを作ることで、収納用品を購入しなくても柔軟に対応することができます。
3. ストックのお菓子はキッチンに置かない
基本的に買い出しに行くときは、キッチンに収納できるだけのお菓子を購入しますが、ストックを買うときもあります。例えばハロウィンやお誕生日などのイベントの前は、普段食べるお菓子ではないけれど収納をしておきたい、でも子供たちには見せたくないですよね。
広いパントリーがあれば、ストック用のスペースを作れば良いけれど、小さなキッチンにはそのスペースがとれませんでした。そんなストックは、キッチンにはおかずに、別の場所へ。子供の視線に入らない場所に、トートバッグなどに入れて吊り下げたり、無印のソフトボックスにまとめていれたりしています。
この時のポイントは、大人からはよく目につく場所に収納しておくこと。子供には見つからないとはいえ、大人が収納してしまっていることを忘れてしまっては大変ですよね。大人からは、目のつきやすいところに収納しておくと安心です。
4. お菓子もお皿も取り出しやすく
毎日いくつ食べて良いか決まっているお菓子。お皿をとって子供たちはお菓子収納の前で何を食べようか選びます。扉を開けるとお皿とお菓子が取り出せるように収納場所も近くにひとまとめに。
自分でできることは自分でできるように、収納を少し工夫するだけで、お母さんの負担が少なくなるかもしれませんね。
5. 頂き物は出しっぱなしに
頂き物がとても多いわが家。頂き物は自分が意図して購入したものではないため、収納に困ってしまう方も多いのではないでしょうか。わが家では、いただきものは収納せず出しっぱなしに。
子供たちがおやつを選ぶときにそこからとったり、私がおやつの時間に食べたりしています。いただいたお菓子を収納ボックスへ収納してしまい、期限が切れてしまうということが多かったため、出しっぱなしにするスタイルに落ち着きました。
ごちゃついてしまうときは、紙袋や余っている収納用品にいれるだけでもすっきり見せることができますよ。来客があるときなどは、カゴにいれたりしてインテリアに馴染むように工夫をしています。どのような収納用品にいれる場合でも、蓋をしないことが大切なポイントです。
いかがでしたか。
それぞれのライフスタイルによって購入するお菓子やいただくものも異なるとは思いますが、ちょっとした工夫で大きさや形状がバラバラなお菓子もスッキリ収納することができます。ぜひ試してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto