部屋が狭い上にドアや窓などが多くて使いづらいという人は意外にいらっしゃるのではないでしょうか。狭いからこそ部屋のスペースは無駄なく、インテリアはおしゃれにしたいものですよね。今回は、そんな悩みを10畳の縦長LDKを参考に部屋のレイアウトで簡単に解決できる方法をご紹介します。
入口や窓が多いリビングダイニングは人が通るスペースの確保がポイント
このような部屋は人が通るスペースをよく考えて家具のレイアウトするのがポイントです。ドアや窓は出入りに使わないところがあれば、その前をふさいでしまってもOKです。生活するうえでよく出入りする場所などをポイントに通るスペースを考えてみましょう。
白とナチュラルカラーで部屋を広く見せる
部屋全体のカラーは白とナチュラルカラーでまとめました。白などの明るいカラーは膨張色といって、空間を広く見せる効果があります。一方で、家具全てを白で統一してしまうなど、白を使いすぎると眩しく感じたり居心地が悪くなることもあります。
使い過ぎてしまった場合には、ソファの張地のカラーを見直したり、ナチュラルカラーの家具の割合を増やしてみましょう。また、部屋の印象がぼやけないように引き締めのためのカラーを取り入れることもポイントです。今回はソファにグレー、クッションにブルー、フロアランプに黒を使って部屋に奥行感を出しています。
木製家具や綿素材のアイテムでナチュラル感を
ナチュラルテイストのインテリアは老若男女を問わず人気です。素材感のある木製家具や、綿素材を使った布張りのソファやクッションなどはナチュラルテイストにぴったりです。
さらに、ナチュラル感をプラスするには観葉植物や木製フレームのアートなどが効果的です。自然素材のアイテムを使うとやさしく温もり感が出て、ずっと居たくなる部屋になります。
リビング兼用のソファダイニングでスペースを有効活用
最近は狭い住宅事情もあり、ソファとダイニングテーブルの兼用ができるソファダイニングが人気です。ダイニングテーブルとソファの両方が置けないような部屋では、スペースを有効に使えるのでおすすめです。
キッチンとの間仕切りは低めの収納家具で
キッチンとリビングダイニングはできれば空間を分けたいものですよね。今回、部屋が狭いのでキッチンとリビングダイニングを完全に仕切らずに、低めの収納家具を使ってゆるく仕切りました。低めの収納家具を使えば空間の圧迫感もなく、部屋が狭く見えることもありません。また、収納スペースが増えるため便利になって一石二鳥です。
下の画像のように高さのある収納家具を使うと部屋に圧迫感が出てしまいます。
こちらのシェルフはコンパクトで使いやすくおすすめです。調理器具や作った料理などを上に置いたり、よく使う食器やリビングの細々とした文房具などを収納できます。カゴなどを使うとスッキリと整理して収納することができます。
収納家具はシリーズ家具でスッキリ見せる
横並びに配置する収納家具は同一のシリーズ家具で揃えるのがおすすめです。同じ素材、色み、デザインなので一体感があり、部屋にまとまり感が出て広々と見せることができます。
下の画像はTVボードとレンジボードの色やデザインがバラバラなため、ごちゃごちゃとした印象です。
コンパクトなリビングスペースでも一人掛けソファなら置ける!
リビング兼用ソファでもくつろげるけど、やっぱりふかふかとしたソファが欲しいものですよね。そんな風に思われてる方も多いのでは?そんな場合は限られたスペースでもコンパクトな1人掛けソファなら邪魔になりません。
コーディネートサマリー
部屋種別 | LDK |
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広さ | 10畳 |
世帯 | 二人暮らし |
テイスト | ナチュラル |
家具予算 | 約41万円 |