8畳や10畳の狭いリビングダイニングは家具をレイアウトできるスペースに限りがあります。置きたいソファやダイニングテーブルがあるけど、サイズが大きくて置けないなど、家具のレイアウトが難しいですよね。
狭い部屋でも暮らしやすいインテリアにするコツは、自分のライフスタイルに合った家具のレイアウトにすることです。例えば、ダイニングテーブルは置かずに、ソファとリビングテーブル中心の家具のレイアウトにしてみましょう。少々極端なアイデアにみえるかもしれませんが、それが自分のライフスタイルに合っていれば問題はありません。
最近はミニマリストという言葉に代表されるように、持たない暮らしが人気ですよね。狭い部屋を広く見せるコツでもご紹介しましたが、今までの既成概念にとらわれず、自分のライフスタイルに合う、必要な家具に優先順位をつけて家具を選びましょう。
今回はダイニングテーブルを置かない代わりに、ソファなどのリビングのアイテムが中心の家具選びとレイアウトのポイントを紹介します。やっぱりソファが欠かせない!という方は参考にしてみてください。
こんな方におすすめのダイニングテーブルを置かないレイアウト
食事をダイニングテーブルで食べる習慣がない
ひとむかし前、ちゃぶ台を囲んで家族で食事をしていたように、今でもダイニングテーブルで食事をする習慣がない人は結構いますよね。
ダイニングテーブルはあるけど、ほとんど食事をリビングのテーブルでとっているという方は、思い切ってダイニングテーブルをなしにしてみてはいかがでしょうか。
テレビや映画を観るのが好き
とにかく、テレビや映画を観るのが好きな方。最近はパソコンやスマホをみることが多くなり、テレビを見る人が減ってきていると言われていますが、やっぱりテレビはリビングの中心です。
テレビや映画が好きな方は、くつろぎながら観たいですよね。ダイニングチェアよりも首元までサポートしてくれるパーソナルチェアやソファはリラックスして鑑賞することができます。
冬はこたつが欠かせない
最近ではこたつを使っている人はめっきり減ったように思いますが、寒い冬のこたつは格別ですよね。そんなこたつも最近では冬のシーズンだけでなく、それ以外のシーズンでもローテーブルとしても使える、デザイン性の高いこたつが増えてきました。
やっぱりこたつが欠かせないという方はダイニングテーブルを置かないで、代わりにこたつを置いたリビングがメインの家具レイアウトをおすすめします。
ライフスタイルに合わせたソファを配置
リビング中心の暮らしで検討する家具はソファですよね。前から気になっていたデザインのソファや憧れのソファがあると思います。ソファも種類がたくさんありますが、自分のライフスタイルに合ったソファを選ばないと、物置き場所になりかねません。
ソファに座って食事をとりたい
リビングで食事をする場合は、床に座って食事をするか、ソファに座って食事をするかに分かれます。
ソファに座って食事をする場合は、座面が硬めでしっかりしているソファを選ぶと座面が沈まず、食事がしやすくなります。テーブルもソファの座面高に合わせた高さのものを選びましょう。
テレビや映画をくつろぎながら観たい
テレビや映画が好きで、家でもくつろぎながら観たいという方は、首までサポートしてくれるソファがおすすめです。
首もとまでサポートしてくれるソファは、背もたれが高めのソファやソファの代わりにアーム付きのパーソナルチェアやビーズクッションなどもあります。背もたれにヘッドを差し込めるタイプのソファもありますね。
是非、スタイルにあったお気に入りを探してみてください。
ソファの周りの家具は高さを低めに
リビング中心の家具のレイアウトでは、床やソファに座るためどうしても目線が低くなってしまいます。くつろぐ場所の周りに背の高い家具が並んでいると、圧迫感を感じてしまいます。
いつもくつろぐ場所から目線に入る家具は、できるだけ圧迫感のないように低めの家具を選びましょう。テレビ台や収納家具、壁につける収納など、くつろぐ場所の目線を意識して配置してみてください。
小さめダイニングテーブルをカウンター代わりに
料理をする時、食材やボウルなど何かと置く場所があると便利ですよね。キッチンの広いカウンター(作業台)は憧れです。
そこで狭いリビングダイニングでも、食事をするためというよりも、食材などをちょっと置いたり、作業したりするスペースとして、小さめのダイニングテーブルを置くのもおすすめです。
朝、ダイニングテーブルで軽く食事をする場合も便利です。どうしてもダイニングテーブルは置きたいという方にもおすすめです。