照明で心地良いお部屋を作るポイント3選

こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。

皆さまはおうちでリラックスできていますか?
私がインテリア相談でいただくお悩みで多いのが、「自分の部屋が落ち着かない」「リラックスできる空間にしたい」という内容。自分の部屋が落ち着かない原因のひとつに照明があります。今回は心地良いお部屋作りに欠かせない照明の使い方についてお伝えしていきたいと思います。

安藤秀通 ルームスタイリスト整理収納アドバイザー
東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
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1. 一室多灯にする

日本の住宅はシーリングライト(お部屋の天井の真ん中に1つ照明がついているタイプ)が多いですが、お部屋は全体が明るければ良いというものではなく、食卓の上、デスクの上、空間を魅力的に見せてくれる間接照明など、それぞれ必要な場所+部屋の4角に配置するのがおすすめです。一室多灯にすることによりお部屋に立体感出て洗練されたおしゃれな部屋に見える効果があります。

モノは照明が様々な角度から当たれば当たるほど美しく立体的に見えます。壁に当たれば部屋が広く見え、天井に当たれば天井が高く見えます。植物に照明が当たると葉の色は美しく生き生きと見え、壁には美しい陰影が映ります。まずはフロアランプ1つでも構いません。照明をプラスしてみましょう。

2. 照明の色を意識する

皆さんのお部屋の照明の色は何色ですか?照明の形や位置を気をつけていても、照明の色を気をつけて選んでいないと自分の理想のイメージから現実がかけ離れてしまう場合があります。

白い色の照明は脳に軽微なストレスを与えるので、程よく脳が回転し勉強や仕事をするのに向いています。デスクライトなどには白色が向いているかもしれませんね。しかし、お部屋でリラックスしたい、おしゃれな雰囲気にしたい、という場合でしたら黄色やオレンジ色などの暖色系の照明を選ぶことをおすすめします。

人は暖色系の灯りを見ると夕日や朝日を見るときと同じく、安心したり癒されたりする効果があるので、シーンごとに照明の色を意識して変えるなどして過ごすのも良いかもしれません。

3. 部屋の奥を明るくする

人間は空間の奥が明るいことで安心感を覚えたり、もっと部屋の奥まで入ってみたいと感じたりする習性があるそうです。それを薄暗いジャングルから明るいサバンナを見た時の動物の心境に合わせて「サバンナ効果」と呼ばれています。お部屋の奥を明るくしておくと部屋の雰囲気が良くなったり、入っていきたくなるのはそのためなのですね。

ホラー映画やお化け屋敷などはその逆を狙って、お部屋の奥が暗くなっていたり、廊下の先が暗くなっているのかもしれません。人間の心理って面白いですね。

いかがでしたか。お部屋の照明の使い方を変えて心地良いお部屋を作るヒントになったら幸いです。

今後もお部屋を整理収納とインテリアで整え、快適に暮らしていく情報をお届けしていけたらと思います。お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。

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