こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築10年の戸建て住宅で暮らしています。
5人暮らしのわが家の寝室は、ベッドスタイル。
家族みんなで1つの部屋を“ファミリーベッドルーム”と称し、川の字になって寝ています。新築したばかりの頃、当時子供たちは長男2歳、次男0歳。まだ三男は生まれていませんでした。その後、家族の成長と共に、ファミリーベッドルームもすくすくと過ごしやすく成長。ここでは、わが家のファミリーベッドルームのことをお話できればと思います。
1.ベッドスタイルでも段差をつくらない工夫を
小さな子供と暮らすには、ベッドは落下の危険があり、不向きのように思ってしまいます。そのデメリットを解決させるべくわが家が重要視したのはベッド選び。広々したフラットな空間にし、段差を作らないようにしたのです。
わが家の寝室は8.5畳。
使いたい部屋の間取り寸法を知っておくことはとても大切。どの向きでベッドを置くのが動線がいいのか、その部屋を有効に使えるのかを考えてみましょう。
わが家の場合は、寝室の入口を入って突き当りの窓がベランダ。ここで洗濯物を干し、同室内にあるファミリークローゼットに洗濯物を収めるという流れをスムーズに行うために、ベッドはこの向きに。風水などを活用される方も、まずこの段階で調べておくといいですね。
間取り寸法が分かったら、それに合うベッドを探します。ベッドは同じメーカーのもので揃えると統一感も出て、寸法もフラットに収まり、段差も生じにくいのです。また、家具やインテリアの凹凸も減らすことができ、より過ごしやすい空間になります。
わが家の場合は、もともと夫婦で使っていたダブルベッドに、シングルベッドをプラス。片方を壁付けにして落下防止の対策を取りました。三男が生まれるまでは、家族4人で川の字に。三男が生まれるといよいよ狭くなり、次なる問題解決に取り組んだのです。
2.二段ベッドで将来性と可動性を図る
もう一つベッドを増やすなら何を買うべき?
候補に挙がったのは、
・シングルベッドをもう一つ買い足す案
・二段ベッド案
シングルベッドを買い足せば、5人で川の字スタイルができることが魅力でしたが、寸法がギリギリだったこと、数年後もう一つシングルベッドを買い足す時期を迎えることが引っ掛かり断念。
一方、二段ベッドなら、この寝室で一人寝成長ステップを踏ませてあげながら、ゆっくりと成長を見守ることができます。
二段ベッドも同じくメーカーを揃えることで、段差問題を解決。
一人部屋を持つようになっても、一段ずつにして使用できるということ、二段のまま子供部屋で使用できるということ。この先の成長に応じて、可変できるということがわが家にとっての最大のメリットでした。
3.シーツは取り付けやすさとメンテナンスを重視
ベッドスタイルのシーツは、ボックスシーツ型がおすすめ。
マットレスをすっぽり覆うボックスシーツ型は、1枚でマットレスの存在感を消す優れもの。ゴムバンドの見た目を隠すことはもちろん、ファブリックアイテムとしてもインテリア性が高いのです。
これ1枚でマットレスをふかふかにする、機能性が高いものが人気。1枚で済むから、洗濯も取り付けもラクチン。また、おねしょ対策に防水シーツをプラスすることもできます。
シーツの選び方一つで、家事がラクになったり、ベッドルームがおしゃれになったりするのですから、きちんと向き合って選びたいものですね。シーツも統一することで、お部屋がすっきりとして見えますので、ぜひ暮らしに合ったものを探してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nami Sasaki