ライティングでインテリアの印象が変わる!照明の選び方のポイント

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロの 岸上 のぞみ です。

3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人で暮らしています。

インテリアを考えるとき、家具やインテリア雑貨と比べて見落としがちな照明。素敵なお家は必ず「あかり」をうまくインテリアに取り入れている!と言ってもいいほど実はとっても大事な要素です。今回はそんな照明の選び方や配置についてポイントをお伝えしていきます。

ポイント1 多灯照明で雰囲気のある空間づくり

ひとつの空間に複数の照明があることを多灯照明といいます。

天井についている照明以外に、スタンドライトやデスクライトで適材適所に灯りがあると空間に陰影ができ、メリハリのある雰囲気を作ることができます。特に面積の広いLDKは多灯照明がおすすめ。すっきりした空間だけど、なんだか殺風景・・・。という場合も照明をひとつ置くだけで素敵な雰囲気に変わります。

ポイント2 照明をインテリアの主役に。

最近の住宅は埋め込みのダウンライトが主流になってきています。ダウンライトの最大の特徴は、天井面に凸凹ができずすっきり見えること。もちろんそれもいいのですが、シーリングライトでは照明そのもののデザインを活かしてインテリアを楽しむこともできます。

選ぶときのポイントは、つけているときと消しているとき、どちらも確認すること。インターネットやインテリアショップなどで購入する際は、広さや周りの壁、家具の色などお店と自宅での見え方の違いに注意が必要です。ひとつの空間に主役級の照明がいくつもあるとうるさく感じてしまうので、主役をひとつ決めたら他は脇役のようなバランスで選ぶこともポイントです。

ポイント3 ペンダントライトの選び方

ダイニングテーブルの上に設置することの多いペンダントライト。シェード(かさの部分)によって灯りの見え方が変わってきます。

シェードが透過性のない素材だと、光が下方向に向くので、ダイニングテーブルの上を集中的に照らします。わが家の照明もこのタイプ。

シェードがガラスなどの透過性のあるものでできていると、光が天井や横方向にも拡散されるので、お部屋全体を照らすイメージになります。

また、幅の広いダイニングテーブルの場合は、ペンダントライトを複数使うのも、明るさの確保と同時に空間にリズム感が出せるのでオススメです。

ポイント4 あかりの色の選び方

あかりにもいくつか種類があることをご存知でしょうか。

  • 電球色・・・オレンジっぽい暖色系の暖か味のある色。
  • 温白色・・・電球色と昼白色の間のような色。
  • 昼白色・・・白に近い色。太陽光の色に近い。
  • 昼光色・・・やや青みがかった白。

人の身体は意識していなくてもあかりに影響を受けるものです。リラックスしたいときはあたたかみのある電球色を。

仕事や勉強などに集中したいときはシャキッとした昼光色など、場所や用途によって使い分けることも大切です。

あかりであなたらしい空間を。

引っ越したり、家具を買い替えなくても、照明が変わると本当に部屋の雰囲気が変わります。また、照明だけではなく、外からの自然光やろうそくの灯りなどをうまく暮らしにとり入れられると、光と影の美しさにハッとする瞬間があります。

ぜひ「あかり」と仲良くなって、あなたらしい空間をつくってみてください。

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