狭いLDKのインテリア、広く見せるための家具の選び方やレイアウト

狭いリビングダイニングにお住いの方は、インテリアにどんな家具を選んだらよいか、選んだ家具をどのようにレイアウトしたらよいかなど悩みますよね。

以前、部屋を広く見せるためのポイントとして、「視線のぬけを意識する」「色使いで工夫する」「本当に必要な家具だけを選ぶ」の3つのコツをご紹介いたしました。でも、それ以外にも工夫できることはないのか気になりませんか?まだ他にも部屋を広く見せるポイントはあります。

今回は、狭いリビングダイニングを広く見せるポイントの中から、取り入れやすい5つを選んでご紹介いたします。是非、参考にしてみてくださいね。

フォーカルポイントで視線を奥に

みなさんはフォーカルポイントという言葉をご存知でしょうか?フォーカルポイントとは焦点という意味ですが、インテリアにおいては部屋の中で視線がもっとも集まる見せ場のことを指します。

例えば、印象的なアートやポスターなど。部屋の中で自然と目が向くように、アートを1か所に集中させてレイアウトすることで、より印象的になり、部屋にメリハリがうまれます。

このフォーカルポイントを部屋の奥、大きな窓がある方向につくると、奥行感がでます。例えば、観葉植物やデザイン性の高いフロアランプなど。アートや写真などをフォーカルポイントにする時は目線の高さ150㎝くらいに飾るのがポイントです。

視線が自然と奥に向くリビングダイニングの例

鏡で部屋に広がりを出す

飲食店やアパレルショップなどでよく見かけますが、鏡を使って部屋に広がりをもたせる方法です。まだ奥に部屋があると思ったら鏡だった、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

大きな姿見が難しい場合は目線の位置に横長の鏡を飾るなど工夫してみましょう。デザイン性の高い鏡は、アートのように飾るとおしゃれですね。

窓まわりの工夫で部屋に奥行感を

カーテンなどの窓まわりは、部屋の面積を占めるため、インテリアの印象を決めるうえで重要です。カーテンを購入する際に、なんとなくで無難な色のカーテンを選んでいませんか?実はカーテンの選び方も、部屋を広く見せるひとつの要因になります。

カーテンで部屋を広く見せるポイントは、奥行感がでるカーテンにすることです。部屋の窓が大きな窓の場合、後退色と呼ばれる青系の色や、部屋に広がりをもたせてくれるオフホワイトなどの淡い色を選びましょう。

また、ヒダの多いプリーツよりもヒダの少ないノンプリーツカーテンを選ぶと窓まわりがスッキリとして見えます。反対に、ポイントとなるような小窓は、フォーカルポイントと同じで、目が向きやすい印象的な窓にすると、奥行感をだすことができます。

後退色のカーテンを取り入れたリビングダイニング

後退色

視線に抜けのある家具を選ぶ

家具の種類でも、部屋の見え方が変わってきます。部屋を広く見せたい場合の家具選びのポイントとしては空間の抜けができる家具を選ぶことです。

例えば、脚の太いデザインのチェアよりも、脚の細いデザインの方が、空間に視線の抜けができるので家具の脚のデザインの選び方ひとつでも部屋が広く見えるようになります。

ガラス天板のテーブルや、フレームタイプのソファなども抜け感がでるのでおすすめです。それだけではなく、もちろん背の低い家具で部屋をコーディネートをすることも、空間の圧迫感が減り、部屋が広く見えるポイントです。

部屋をスッキリさせる

最後のポイントは”部屋をスッキリさせる”ことです。部屋に家具がたくさんあっても、なぜだか広く見える部屋がありますよね。それは部屋が片付いていてスッキリとしているから。

片付けやすい部屋にすることはもちろんですが、家具をまとめて配置するなど、工夫しだいで部屋をスッキリ見せることができます。隠す収納にするのも部屋をスッキリと見せるコツですね。

いかがでしたでしょうか?今回は、狭いLDKのインテリア、広く見せるための家具の選び方やレイアウトの中から、取り入れやすい5つを選んでご紹介いたしました。

あまり大きな手間とコストをかけずにできるものばかりだったかと思います。今回ご紹介したポイントを参考に、LDKが狭いからといって諦めず、素敵なインテリアライフを楽しんでください。

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