こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
3LDKのマンションに夫と、8才の娘、6才、0才の息子の5人で暮らしています。
一言で「家事」と言っても料理、洗濯、掃除、買物、家計管理に子育てなど、生活を円滑に営むためにやることは山ほどありますよね。(主婦って本当に大変)
そこで今回のコラムでは「家事をラクにする収納術洗面所編」というテーマで、知っておくと家事がラクになるアイデアや収納のちょっとしたコツを3つご紹介していきます。洗面所の収納を見直してあなたの家事をスッキリ円滑に進めてみませんか?
1. 家族にも分かりやすい収納にする
洗面所は家族みんなが使う場所。せっかくモノの定位置を決めたとしてもそれを家族が把握していなければすぐにリバウンドしてしまいます。
決めた定位置は家族にも伝える、ラベリングをするなどして家族みんなが分かりやすい収納にしてあげるのがおすすめです。
またラベリングをすることで、洗濯後の衣類も迷うことなくしまうことができ時短につながります。
2. よく使うものはさっと取れるところに
モノを取るときやしまうときのアクション数(扉や引き出し等を開ける動作)を意識していますか?よく使うモノなのに扉を開いてさらに引き出しを開けて・・では時間も手間もかかってしまいますよね。
なのでよく使う毎日使うものはなるべく簡単に出し入れできるよう意識してみてくださいね。
そして出し入れするのに負担のかからない動作かどうかもポイントです。
子どものモノは台に乗らなくても取れる高さだったり、大人であれば背伸びをしたり、逆にかがまなくても取れるところなどを意識すると良いのではないかと思います。よく使うもの、さっと取り出したいものはスムーズに出し入れができる場所を定位置にしてあげてくださいね。
3. 動線を意識する
人やモノの動く流れのことを動線と言います。動線は短いほど、無駄な動きが少なくなり家事の効率化を図ることができます。我が家の例をご紹介していきます。
部屋着やパジャマは洗面所に
洗面所に部屋着を収納しておくことで、外出先から戻り洗面所で手を洗うと同時に着替えることができます。他の部屋に取りに行く手間が省けるので時短に。
また、パジャマや下着も洗面所に収納することで入浴後の身支度がスムーズに。慌ただしい夕方もストレスなく乗り切ることができます。
子ども用の下着などは、自分で取りやすい位置に収納してあげることでママの手間も減らすことができます。
洗濯物を干す道具も洗面所に
わが家ではお風呂場に洗濯物を干し、浴室乾燥機を使って乾かしています。
なので洗濯機から出した洗濯物をその場でさっと干せるようにピンチハンガーは洗濯機の横に収納しています。
使う場所に使うモノを収納することでモノを取りに行く手間を減らし、家事を効率的に進めることができます。
掃除道具も手の届きやすいところに
気づいたときにさっと掃除ができるよう掃除道具も洗面所にスタンバイ。
汚れを溜め込む前にこまめに掃除をすることで、一度に掃除にかける手間と時間が短くなりきれいな状態を保ちやすくなります。
まずは今あるモノの見直しから
洗面所を整えたいけど何から始めていいか分からない。そんなときは今あるモノの見直しから始めてみてください。
- いつのものか分からない大量の試供品
- 多すぎるタオルや日用品のストック
- 使っていないヘアスプレー
処分できそうなものや、他の場所に移動できそうなものがないかチェックしてみてください。そして「洗面所に何があれば便利か」を普段の生活パターンを思い浮かべながら本当に必要なモノを優先的に収納していってみてください。
洗面所の収納が整うと、普段よく使う場所だけに家事の効率が格段に上がることを実感できると思います。家事をもっとラクにスムーズにするためにぜひ洗面所の収納を見直してみてくださいね。