こんにちは。アメリカ在住3人子育て真っ最中、ミニマリスト整理収納アドバイザーの南さやかです。前回の初級編に引き続き、今回は更にスッキリ家の中を片付けるための上級編をお伝えします。
- 南 さやか
- 整理収納アドバイザー
アメリカ在住。10歳、8歳、2歳の子育て真っ最中アラフォーママです。国をまたぐ数々の引越しを経験し、海外でも、賃貸でも、子どもがいたって自分の理想の暮らしを追求したい!という想いで暮らしのコツを発信中。
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STEP1. 同じ用途のモノ
使用目的が同じで、一度にそれだけの数は必要ないけどたくさん持っているモノが対象です。

✔︎ 傘の本数が家族分より多い
✔︎ 料理に使う泡立て器やヘラがそれぞれ2つ以上
✔︎ セロテープなどの文具をかき集めたら人数分より多い
✔︎ 似たような色・デザインの服が何枚もある
✔︎ 1部屋にゴミ箱が2つ以上
あくまで例として挙げていますので、全てをかなりの頻度で使いこなしている!という場合はもちろん対象外です。人によって必要なモノの数は違いますが、同じ使用目的のモノでも明らかに使っていないモノがあるのであれば、手放す対象にすると収納スペースに余裕が生まれて効率も良くなります。

STEP2. 自分の理想とかけ離れているモノ
「貰い物だしな…使いにくいんだけど…とりあえず…」といった感じで、自分の本音としてはいい気分にならないようなモノが対象です。

✔︎ 着るとなぜか太って見える服
✔︎ とりあえず買ってみた100均一の便利グッズ
✔︎ 冷蔵庫に多数の貼り紙
✔︎ 実は好みじゃないけど置いているインテリア小物
✔︎ 使いづらい調理器具
このステップは自分の理想とは何か?を考える良い機会になると思います。違和感があるのに家の中で見たり使い続けるより、手放してたり買い替えたりすることでモノへの向き合い方にも変化が。新たな自分を発見することにもつながります。
STEP3. 思い出のモノ
片付けの最終ステップです。それを見る度に懐かしい思い出が蘇り、幸せな気分になれるようなモノは大切に保管しておくといいのですが、「プレゼントされたからな…」「◯◯に申し訳ないから…」「世間体的にこれは捨てたらダメでしょ…」という気持ちでとりあえずずっと保管しているモノはありませんか?

✔︎ へその緒
✔︎ 見返したことがない卒業アルバム
✔︎ 子どもが描いた作品や絵が押入れで溢れている
✔︎ プレゼントされたけど着ていない服
✔︎ 旅行先で買った(貰った)お土産

モノは意外と”思い込み”で溜め込んでいることがあります。世間体やそのモノに関わった人のことを考えてしまうと捨てられない…。所有している人の優しさを感じられますが、もしそのモノを持っていることでモヤモヤしたり今の暮らしを圧迫しているのなら本末転倒です。プレゼントしてくれた人もそんなことは望んでいないはず。ご自身の暮らしをぜひ大切にしてあげて下さいね。
いかがでしたでしょうか?
上級編では自分自身と向き合う必要があるので、自分を振り返る良い機会になるのではと思っています。2022年も残りわずかですね。新年のスタートに向けて、今の暮らしがより良い方向に向かうヒントになっていたら嬉しいです。