こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築10年の戸建て住宅で暮らしています。
暮らしの中に欠かせないものだけれど、生活感が出てしまうゴミ箱。ゴミ箱ってどうしてあんなに大きな存在感を放つのでしょう…?毎日ゴミを捨てるのだから、汚れるのだって当たり前だし、家族が多いと出るゴミは増える一方。だからといって、部屋からその存在をなくすことはできない。そう、ゴミ箱は暮らしに重要な存在なのです。今回は、何とかインテリアになじませようと、わが家が選んだゴミ箱たちをご紹介いたします。
◉ゴミ箱にもお気に入りを選ぶ
ゴミ箱は、部屋に必要不可欠なもの。インテリアの邪魔にならないようにしたいものですよね。どうせゴミを捨てるものだから…なんて、適当なものを選んでいませんか?ゴミ箱もインテリアをつくる一員。せっかくなので、インテリアにぴったりなお気に入りのものを見つけて、部屋づくりを楽しみましょう。
例えば、子供部屋。
中学生の長男の部屋は、小さな頃から使っていた木製の家具に、ブラックの雑貨を加え、男の子らしい色味でインテリアをつくっています。この部屋にあるゴミ箱は、ブラック。素材は鋼板で作られた無骨なイメージがシックにインテリアをまとめてくれます。
リビングに馴染むホワイトのゴミ箱は、ワークスペースコーナーの棚の一角に佇んでいます。リビングの雰囲気を損ねないように、わが家のインテリアに馴染むサイズとカラーをセレクト。
部屋のそれぞれのイメージを考えながら、ゴミ箱を選ぶ楽しみ。ゴミ箱にもお気に入りのものを選ぶと、お部屋への愛着がますます湧いてきます。
◉場所に合った機能とサイズを選ぶ
ワークスペースでは、仕事の書類や明細書など管理する場所なので、機能面も重視して、パーソナルシュレッダーをゴミ箱に設置しています。
シンプルなゴミ箱ですが、シュレッダーを設置することで、一般ごみも個人情報が記載されたごみも一緒に捨てることができ、とても効率的です。
洗面所には小さなゴミ箱を。お風呂や洗面所を掃除した時にでる小さな紙くずなどを捨てられる程度のサイズです。洗面所は湿気が多い場所なので、適材適所を重視。琺瑯の取っ手付きストッカーで代用しています。取っ手が付いているので、高い場所でもヒョイと手に取りやすい。
◉スクエア型なら面を揃えられる
家族の人数が多いので、人の動きを分散させるためにゴミ箱は随所に設置する工夫をしています。そのため、ちょっと狭いスペースでも「ここにあったらみんなが便利だろうなぁ~。」と思う場所には、スリムなスクエア型のゴミ箱を選ぶように。
スクエア型のゴミ箱のいい所は、家具の隣にさりげなく置けるところ。家具の奥行に合わせて、面を揃えることで、ゴミ箱のでっぱりを防ぎます。これは空間をすっきりまとめてくれる効果に。
スクエア型のゴミ箱は、プリントなどのゴミも捨てやすくて便利なんですよ。
子供の二段ベッドの階段したにも、スリムにフィット。
サークル型のゴミ箱とはまた違った馴染み方が優秀。
こうして各部屋に合わせたゴミ箱を置き、家族の動線に合わせた効率のいい暮らしを実現。ゴミ回収の際の手間はありますが、各部屋で家族がスムーズに作業できることを優先しています。
◉ゴミステーションで分別場所をつくる
部屋の随所にあるゴミ箱は、ほとんどのものが可燃ごみ用。
ですが、やっぱり暮らしの中にもゴミステーションならぬ、ゴミの分別場所が必要。わが家にとっては、キッチンの背面下部がゴミステーションです。
〇燃えるゴミ
〇プラゴミ
〇ペットボトル
〇資源ゴミ
4つのゴミを分別するため、4つのゴミ箱を整列。よりすっきりと、無駄なスペースを生み出さないように、形とデザインは全て統一。その代わりに、ラベリングをして家族みんなが分かるように工夫しています。
ゴミ箱の下にはキャスターを付けて、可動式に。掃除機をかける時に、ゴミ箱を簡単に動かせるように付けておくと、掃除がスムーズです。
置きたい場所と、置きたいイメージに合わせたゴミ箱選びを。
こだわって選んだゴミ箱は、きっとインテリアをもっとお気に入りのものにしてくれるはずです。
先後までお付き合いいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nami Sasaki