憧れのおしゃれなオープンキッチン、そのメリットとデメリットは?

こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。

皆さんはオープンキッチンというとどんなイメージをお持ちですか??オシャレな配置が人気ではありますが、使い勝手はどうかな?デメリットは何だろう?そんな疑問も生まれますよね。今回は私が実際に暮らしていて感じていることをご紹介しますね。

我が家のキッチン

開放的なオープンキッチン

我が家のキッチンは、LDKの中心に位置するオープンキッチンです。ワークトップはフルフラット。キッチン上部には吊戸棚もナシ。ペンダントライトは小ぶりなモノを選び、リビングやダイニングとの一体感を大切にしています。

ダイニングと横並びのオープンキッチン

キッチンの配置方向にもこだわりました。L字型のLDKのちょうど真ん中をキッチンにし、ダイニングテーブルは横並びに設置。キッチンの正面がリビングです。キッチンの背面側が真南ですが、あえて背を向けています。これは、キッチンに向かいながら玄関から帰ってくる家族に「おかえり」と顔を向けられる配置にしたかったからでした。

対面キッチンの通路スペース

キッチンの奥の扉はウォークインクローゼット。クローゼットを通り抜けると、寝室、廊下、洗面所やトイレにアクセスができる回遊動線になっています。これは、対面キッチンの特徴に挙げられる動線についてのデメリットを回避することにつながっています。通常、対面キッチンの配置は、キッチンに回り込む動線になり、リビングやダイニングからのアクセスにひと手間かかります。キッチンの奥にも通路を確保することで、このデメリットを軽減させました。

オープンなキッチンのデメリットは?

・独立した通路スペースが必要になる

オープンキッチンの背面カップボード

壁付けのキッチンの場合、人が立つ作業スペースはリビングやダイニングの空間と一体になりますが、対面キッチンの場合、独立した通路スペースが必要になります。また、先にもご紹介したように、リビングやダイニング側からキッチンへの動線も、回り込む必要が出てしまいます。こちらについては間取り上で設計の工夫をしたり、モノの定位置を変えることで軽減できます。

・視線、水や油の飛び散り

オープンキッチンのガスコンロパネル

カウンターがフラットなキッチンは、散らかっていると目立ちます。私の場合、それがキッチンを片付けるモチベーションにもつながっていますが、片付けが苦手な方はキッチンの収納計画をしっかり行うことでカバーしたいところです。シンクからの水はねやコンロ回りの油はねが気になる方は、手前にパネルを立てたり、立ち上がったカウンターがあると安心ですね。

・匂い、煙、音が広がる

開放的なオープンキッチン

キッチンがリビングやダイニングとひとつの空間なので、調理中の匂いや煙がLDKに広がりやすくなります。そこで我が家ではカーテンやラグマットなどファブリック類の設置をなるべく避け、匂いを溜めないようにしています。また、LDKの中心にキッチンがある場合、洗い物の音や炒め物の音などがまわりに聞こえやすいです。これは、実際に住み始めてから分かったことでした。

オープンなキッチンにしてよかったことは?

・明るく開放的な空間に

開放的なオープンキッチン

キッチンとリビングダイニングの間に吊戸棚や壁を立ててしまうと、閉塞感が生じ、光を遮ってしまいますが、フルーオープンなキッチンは明るく広々とした空間になります。毎日何度も立つキッチンは、主婦にとって一日の中でもたくさんの時間を過ごしますよね。実際に立ってみて体感できるのは、その開放感と居心地の良さ。特に私は料理が苦手なので、キッチンの居心地の良さはとても大切にしています。オープンな空間は、キッチン以外の空間からも自然な光が入るので柔らかい明るさがありますね。

・家族が見渡せる安心感、コミュニケーションのしやすさ

コミュニケーションのしやすいオープンキッチン

キッチンで作業しながら家族と会話をしたり、子どもを見守れることも大きなメリットです。特に小さなお子さまがいるご家庭の場合、料理をしている時でも視界にお子さまの姿が確認できると安心ですよね。子どもが成長した後も、家族で一緒に過ごす時間を取りやすいのはオープンキッチンの良さですね。

・動作、動線の良さ

作業動線の良いオープンキッチン

キッチンとダイニングテーブルの距離が近い配置は、配膳や片付けのしやすさにつながります。家族も協力しやすく、子どものお手伝いにも便利な動線ですね。また、反対側からも水を使えるので、加湿器に給水をする時や、グリーンに水やりをする時にも便利です。

開放感と家族のコミュニケーションを優先したいあなたに

オープンキッチンは、開放感と家族とのコミュニケーションを優先したい方にはとてもおすすめのスタイルです。今回ご紹介したデメリットについては、間取りの工夫や収納計画でカバーできることも多いので、併せてご検討下さいね!

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