こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
都内の3LDKのマンションに夫と8才の娘、6才の息子、生後4ヶ月の息子の5人で暮らしています。
今年の2月に息子が生まれ、まだまだお世話に手のかかる時期。
誰かひとりが家事を頑張るのではなく、家族みんなが家事に参加できるような仕組みを日々模索中です。
我が家は3LDKのマンションですが、リビング続きの和室があります。
引っ越した当時、子ども達がまだ3歳と1歳だったのでおもちゃを置き遊ぶスペースとして重宝していました。
日本ではマンションでも和室があることが多いですよね。
そして和室の収納といえば「押し入れ」。
もともとお布団をしまうために作られているので、一般的には奥行きが深く下段と上段に分かれており枕棚(もしくは天袋)があるのが特徴です。
奥行きも深く横幅も広いのでたくさんのモノが入り、お布団以外のモノを収納しておくのにもとても便利な空間です。
しかし、「収納したモノがぐちゃぐちゃになってしまう」「スペースを有効活用できない」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「我が家の押し入れ活用術」をご紹介したいと思います。
1. 枕棚
「枕棚」は一般的に、頭上より高い場所は出し入れしづらい場所とされています。
※扉が付いた戸袋棚(天袋)も同様
押し入れの中で一番出し入れのしづらい場所である枕棚には、使用頻度の低いモノを収納しています。我が家の場合、季節の飾り、予備のシーツ、おむつのストックなどを収納しています。
このとき、手つきの収納ボックスを選ぶことで高い場所でも取り出しやすくなります。
高い場所なので、重いモノを収納すると出し入れしづらくなってしまいます。
また、安全性の面でも軽いモノを収納するよう心がけてみてくださいね。
2. 上段
押し入れ上段はちょうど腰ぐらいの高さで一番モノを出し入れしやすい場所。
なので比較的使用頻度の高いモノを収納しています。
無印良品のパルプボードボックスを横にして2つ重ね、本や書類、文房具のストックなどを収納しています。
手前にはあえて何も置かず、洗濯物を畳むなどの作業スペースとして使っています。
3. 下段
下段の手前には引き出しを置き、ベビー服などの収納に。
広い収納空間を生かすには引き出しを設置するのがおすすめです。
収納力が上がり、「モノが使いやすい状態」になります。
そして、重たい水のストック場所としても使っています。
さらに引き出しの後ろのスペースには季節家電や、お雛様、五月人形などを収納しています。
奥行きのある収納をうまく使うポイントは、空間を手前と奥に分けて考えるということ。
手前には「使用頻度の高いモノ」を置き、奥には「使用頻度の低いモノ」を収納するようにします。
これを意識するだけでぐんと使いやすくすることができるのでぜひ試してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
押し入れを有効活用することで、新たな収納家具を置かずに済み、部屋が狭くならないという利点も。
お布団をしまう以外の押し入れの使い方、ぜひ参考にしてみてくださいね!