パントリーもなければ、大きなゴミ箱を置くスペースもないマンションのキッチン。さらに、掃除が苦手な私は、ゴミ箱自体の掃除さえ減らしたいと思っています。そんなわが家には大きなゴミ箱がありません。大きなゴミ箱がなくても、お部屋をスッキリ、暮らしも楽になるようにいくつか工夫をしています。
そこで今回は、わが家で実践しているゴミ捨ての仕組みをご紹介します。地域によってごみの分別方法が異なったり、家族構成やライフスタイルによってもゴミ捨て事情は変わってくると思います。参考にできるポイントがあれば、取り入れてみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 生ゴミは冷凍する
食べ残しや調理中に出たゴミは、冷凍庫に入れて保管をしています。ビニールにゴミを入れたら、それをさらにチラシなどの紙で包んで冷凍庫へ。
冷凍庫は、ある程度ゴミを置くスペースを決めて、紙袋などで仕切りを作ることもあります。さっきまで食べていたもの、カットしたばかりの野菜なので、紙で包めば食材と一緒の空間に入れていても気になりません。冷凍したゴミは、ゴミ出しの日に出せばOK。ゴミの臭いに悩まされることも無くなりました。
2. 指定のゴミ袋は出しっぱなし
週に2回、地域のゴミ収集がありますが、指定の袋は大きなゴミ箱にセットするのではなく、出しっぱなしにしています。普段、ほとんど来客がないことも出しっぱなしにできる理由の一つですが、出しっぱなしはとにかく楽ちん。生ゴミは回収日まで冷凍庫に入れているので、匂いが気になるようなものもありません。
指定のごみ袋は、フックにひっかけて浮かせています。(※上の写真は指定袋の代わりに白い袋を使用。)ケユカのごみ袋用フック(フップ ダストバッグホルダー)は、滑り止めが付いているので引っ掛けるだけでOK。
なにより、大きなゴミ箱自体の掃除が不要なことが、私の小さなストレスを軽減させてくれています。
3. 分別ゴミはシンクの下に
大きなゴミ箱はありませんが、シンク下に小さなゴミ箱と、分別ゴミを置くスペースがあります。この小さなゴミ箱は、指定のごみ袋を出す前まで、一時的にゴミを入れておく場所として使用しています。生ゴミは冷凍をしているため、嫌な匂いがこもることもありません。
また、ペットボトルや缶・瓶は、わが家ではあまりゴミとして出ないので、乾いたらシンク下に置いている無印良品のメイクボックスに一時置きをしています。ボックス内は紙袋で種類ごとに仕切り、いっぱいになったら別の部屋にある分別ゴミ置き場に移動させています。
4. ゴミが出にくいものを選ぶ
大きなごみ箱を持たないようにしている分、もの選びにも気をつけるようになりました。例えば、ティッシュ箱。今までは箱タイプのものを購入していましたが、紙袋タイプのものに。取り替えが楽なだけではなく、使用後はこの外装自体をゴミ箱として使える優れもの。(出しっぱなしのゴミ箱としてキッチンで使ってから破棄しています。)
さらに、食器洗剤のストックもかさばらない袋タイプのものを選ぶなど、できるだけゴミが出ないような、買い物の仕方をすることも大切だと思います。
いかがでしたか。今回は、大きなゴミ箱を置いていない、わが家のゴミ捨ての仕組みをご紹介しました。家族構成やライフスタイル、そして地域のゴミ捨ての方法などによっても、仕組みづくりは変わってくると思います。毎日の暮らしが少しでも楽になるように、工夫をしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto