毎日のごはん作りに欠かせないフライパンやお鍋。家しごとの中でも負担に感じやすい料理に関わる道具だからこそ、お気に入りのものを選びたいですよね。皆さんはどんな基準で、どんなものを選んでいますか?わが家では2年程前から少しずつ調理器具の見直し、入れ替えを行ってきました。選ぶ基準はこの2つ。
- 今の暮らしにフィットしつつ、永く使えること
- 見た目も使い心地もモチベーションが上がること
昔から使っているもの、ここ数年で買い替えた暮らしの道具をご紹介します。
- ターク(turk)クラシックフライパン 4号 24cm
- ストウブ(STAUB)ピコ ココット ラウンド 18cm
- 山田工業所 鉄打出片手中華鍋・平底 30cm
- 宮﨑製作所 ジオプロダクト ポトフ鍋 22cm
- Westside33 アルミ雪平鍋
- 丸新銅器 卵焼き器
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
Instagram:@nozomi_kurashi
webサイト:日々柔-hibinew-
ターク(turk)クラシックフライパン 4号 24cm
まだ20代の頃、その佇まいに憧れて購入した鉄フライパン。最初はなかなか使いこなせずにいましたが、今ではホットケーキやお好み焼き、ちょっとした炒め物などを作る際に活躍しています。調理したものをそのままテーブルに置いても素敵なデザイン。
ストウブ(STAUB)ピコ ココット ラウンド 18cm
3年前に炊飯器を手放してから、ほぼ毎日このストウブ鍋で炊飯しています。2合〜2.5合を炊くのに丁度よいサイズ。美味しく炊き上がるのはもちろん、余分なパーツがないので洗い物も炊飯器の時より億劫でなくなりました。
山田工業所 鉄打出片手中華鍋・平底 30cm
テフロンのフライパンを何度も買い替えるのをストレスに感じていたこともあり、思い切ってメーンに使うフライパンを鉄製の中華鍋へ。深さがあって平底なので、焼、揚、煮と何でも使える万能さ。お手入れは洗ったら火にかけて水分を飛ばし、油を薄く塗っています。一度お酢を使った料理をしたところ表面の皮膜が取れてしまい、部分的に白っぽくなってしまいましたが害は無いようです。
宮﨑製作所 ジオプロダクト ポトフ鍋 22cm
主にカレーやシチュー、煮込み料理などを作るのに。ステンレスなのでお手入れ簡単で、フタをすれば保温性もあり使い勝手の良いお鍋です。容量がたっぷりあるので、家族の人数が多いご家庭や、作り置き等で量をたくさん作るご家庭にもおすすめです。
Westside33 アルミ雪平鍋
わが家は味噌汁をよく作るので、ほぼ毎日出番のあるお鍋です。使う頻度の高いものこそ好きなものを永く使いたいと思い、職人さんが一つずつ手作りしているWestside33さんの雪平鍋を選びました。アルミ製でとても軽く扱いやすいのも嬉しいポイント。
丸新銅器 卵焼き器
夫のリクエストで最近わが家にやってきた銅の卵焼き器。しっかり油ならしをすることでこびり付きを防ぐことができます。これからの経年変化が楽しみな道具です。
暮らしに質感を。
鉄や銅などそれまで使ったことのない素材のものを使い始める前は、「お手入れが大変かな」「うまく使いこなせるかな」等の心配もありました。使い慣れてくるとお手入れもあまり神経質にはならず、例えば濡れたまま放置しない、アルミ鍋はお酢など酸の強いものは調理しない等、最低限のことだけ気をつけるようにしています。
フライパンや鍋の選び方ひとつで調理中の風景も変わり、永く使えるものは暮らしに質感が増すような気がしています。自分が料理上手にならなくても、調理器具のおかげでより美味しく感じることができるのもお得に感じます。暮らしに取り入れたとき、その風景に愛着を感じることができるかどうか。ぜひ、もの選びの視点に加えてみてくださいね。